「バキ」(板垣恵介氏)

1991年に週刊少年チャンピオンで「グラップラー刃牙」として連載開始した格闘マンガ。42巻+外伝一巻が出たあとタイトルを変え、連載されたのがこの「バキ」で、現在は「範馬刃牙」にタイトルを変え連載が続けられている。
主人公は若干17歳で東京ドームの地下闘技場の王者になった天才少年格闘家範刃牙。
彼が幾多の強敵と戦い「地上最強の生物」と呼ばれる父範間勇次郎を越える為成長していく物語
東方冥異伝に関してはこの最凶死刑囚編のネタがかなり使われている。

「北斗の拳」(原作:武論尊氏・作画:原 哲夫氏)


1980年代後半に週間少年ジャンプ(集英社刊)で連載スタートし、爆発的人気を誇った劇画。
伝説の暗殺拳「北斗神拳」を継承し、核戦争によって荒廃した世紀末を生き抜く青年ケンシロウの生き様は、今なお多くのファンを持つ。
悪党達がケンシロウに敗れる際にあげる断末魔の「ひでぶ」「あべし」といった声や、「お前はもう死んでいる」という捨て台詞は当時流行語にもなった。
敵役は強大で威厳ある大物から、卑屈で弱い雑魚までどれも魅力的。
東方冥異伝では永淋が天才つながりでアミバになっている。

ロマンシング・サガシリーズ


スクウェアより発売されている、ゲームボーイ版SaGaの流れを汲んだRPGシリーズ。
1,2,3がスーパーファミコンで発売されている。また1はワンダースワンでリメイクされ、PS2でもリメイク版が発売。
1,2,3ごとに世界観は大きく異なるが、決まった流れにそわなくとも自分の自由に旅をし、また自由にイベントを選択、進行できるフリーシナリオはいずれも健在。
一部のアイテムやモンスターを元ネタとして使っている。

その他


KanonRPG〜逆襲の久瀬〜


通称「かのG」
記念すべきはちみつくまさん第一作。現在もHPからフリーソフトで配布している。
ある日突然町に溢れ出した魔物の元凶と思われる久瀬を倒すために、祐一たちが東奔西走するというのが大筋。
はちくま独特の絶妙なゲームバランスは既に確立。
はちくまの処女作からして敵は北斗の拳互換で登場、当時としてはとてつもない発想であった。
斉藤、久瀬、四天王、おやじなどはちくまキャラの何人かはこの作品から既に登場している。

AirRPG〜羽の還る場所〜


通称「えあG」
はちみつくまさん第二作。第一作KanonRPGの続編。
「AIRRPG」ではなく「AirRPG」なのは最終的に観鈴が助かるパラレルワールドという意味で意図的なものである。
全六章構成、仲間になるキャラ20人以上。(当時の)Key・Tactics作品全集合でお祭り気分が味わえる。
スケールが格段に大きくなったためキャラごとの特技数は前作と比べ半減したが、その分ボスごとのパーティーの組み方が重要になった。

前作では互換キャラをなぞるだけだった斉藤も、ある程度独自のキャラが確立。見せ場が多く、AirRPGは「斉藤RPG」であるとの声もあるほど。
川口さんも初登場し、知的かつマッドなキャラで人気を博した。
以降の作品に登場している高槻、南森、村田はこの作品から登場。

RomancingKanon〜永遠の少女伝説〜


通称「ロマカノ」
はちみつくまさん第三作。名前とは裏腹にロマサガっぽさはほとんどない。
KanonRPG、AirRPGの流れを組まないKanonキャラ中心の新作。
ただ、元はKanonRPGのリメイク企画であったため、ダンジョンの攻略順などは若干類似点がある。
はちくま念願の自由成長が目玉で、ToKへの実験作。
レベルアップと共にBPを入手し各能力に振り分ける成長システムが確立した。
戦闘実験作というだけあって難易度と戦闘バランスははちくま随一、やり込みプレイヤーも多く出た。

恒例の少年漫画ネタは「聖闘士星矢」が中心。
「永遠の少女伝説」というのも、アニメ星矢最終回タイトルから。

退魔塔神〜ハチクマTOK〜

最初に前編、次に後編、最後にEXを追加したFE&CEが発売された、はちくまRPGの集大成というべき作品。
今回はひとつの作品に拘らず、ごっちゃ煮をベースとしたRPGとなっている、東方キャラもこの作品からはちくまRPGに登場。
前編は大会で優勝するために日数制限というシステムがあり(闘神都市が元ネタ)、後編は塔の中を探索しながらシナリオを追っていく流れとなっている。
今作から戦闘がツクールデフォ戦闘ではなくなり、リアルタイム戦闘へと変わっている、ただし戦闘バランスはインフレ重視した大味なバランス(例えればロマサガ)となっており、ロマカノまでをプレイしたはちくまファンの中では戦闘バランスに関する批判も少なくはない。
また、単純にRPGソフト2つ分(+EX)のボリュームがあり、市販のRPGソフトと比べてもクリアまでにとても時間のかかるゲーム(約70時間以上)である。

本作は部分的にロマカノも含むえあGの続編である、なのでえあGをプレイしていないとわからない設定も多い。
斉藤や久瀬、高槻などいつものはちくまキャラも登場、特に斉藤と久瀬は後半以降に活躍する。
かのGから続いているシナリオは、部分的にこのTOKで完結となるが魔神関連などに関してはその後も引っ張り続けるようである。

KanonRPG外伝〜そして始まりへ〜


通称「久瀬RPG」。KanonRPGの黒幕である三魔神と久瀬派との戦いの端緒が開かれるプロローグ。
正確にははちくま作品ではなく、元はちくま副主任た〜ぼ〜氏の作品。
残念ながら配布終了しており、入手は困難。
これは氏がHDクラッシュによってデータを失ってしまった為らしい。
通称が示す通り、主人公は久瀬。さらに斉藤、千鶴がパーティーに加わる。
斉藤はKanonRPGで変装したキャラの技が全て音声付で使え、かなり笑える。
かわりにゲームバランスは完全に破綻しており、圧倒的戦力でさくさく進める(久瀬や千鶴の実力を考えればむしろ当然かもしれないが)。
あくまで外伝、ストーリーを楽しむための作品と割り切るべし。

東方淫魔郷 〜はじめてのだんまく〜


通称「はじだん」もしくは「はじだま」
はちくまが製作に関わった同人エロゲーADV。
このゲームを作る為に「はちみつくまさんRED」という新ブランドが立ち上げられた。
内容は「東方紅魔郷に出てくるかわいい姉妹の女の子や巫女さんや魔法使いさんと気持ちよ〜く、弾幕ごっこ&ねちょ(東方用語。Hの意)をしよう♪」というもの。
ねちょの相手となる主人公はなぜか久瀬で、斉藤と川口さんも出てくる。ただし、この久瀬はKanonRPGやAirRPGの久瀬とは程遠く、エロゲー仕様の男キャラに成り下がっている。

なお、評判はあまり良くない。女性キャラばかりの東方に、男キャラとのネチョが合わないのは当然と言える。
ロリすぎるキャラ(具体的にはチルノ)のネチョシーンがキモいとの声も多数。
はちくま内部のメンバーからも見捨てられている始末だが、2を出す予定があるらしい。

東方サッカー&猛蹴伝

東方を題材にした二次創作であり、RPGではなく「キャプテン翼」のゲームをモチーフとした作品、立ち絵と必殺技ムービーに東方界で有名なみょふー会の「雨水」を採用。
東方サッカー単品ではメインシナリオだけであったが、東方サッカー猛蹴伝(アップデートディスク)でサブシナリオ、走破モードや2P対戦など様々な要素が加えられた。
ゲームはキャプテン翼のゲーム同様、他のサッカーゲームとは異なり選択式で試合を進めていく。
本家のキャプテン翼シリーズを組み合わせつつ、オリジナルのコマンドなども加えられている。

はちくま作品としては、キャプテン翼をなぞっていること以外では東方の設定を考慮しておりある意味珍しい作品、はちくまキャラも斉藤(敵のGK)と久瀬以外は出てこない。
さらに、東方作品の設定資料集的な公式ファンブックである「東方求聞史紀」にこの東方サッカーらしきことが記載されており、一時期ユーザーを驚かせた。
現在も東方したらばBBSのスレにおいて定期的に対戦が行われている。
本作は雨水氏の大迫力のムービーの宣伝効果もあってか、はちくま作品の中でもっとも売れたソフトである。

りんばら氏の自作RPG

はちくまの代表者であるりんばら氏が学生時代に製作したRPG。
詳細は不明で公開する予定も今のところ無いようだが、
作品内で使われた魔神の設定ははちくまシリーズ全般に適用されている。
またToK辺りからランシア、ヴァンサズ、スピアードなどこの作品のキャラが多数参戦している。
基本的にカタカナのオリキャラはこの作品が出展と思って良いだろう。


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