はちくまキャラ全般について

概要

斉藤

全てのはちくま作品に登場するはちくまキャラであり、はちくま作品の主役とも呼べる漢。
登場するたびに姿が変わっている名物キャラであり、姿によって強さもまったく異なる、加えて死んでも(うわらばしても)超肉体で復活する不死身の漢である。
久瀬の補佐であり親友、時には反発するがお互い良き強敵(とも)であるのは全作品共通、これは冥異伝でも変わっていないようだ。
また、佐祐理に惚れており、佐祐理のために張り切る場面も多い。
はちくまRPGの作品では「最初のボスが必ず斉藤」であるという掟があり、かのG、えあG、ロマカノ、TOK前編〜後編、東方サッカー(GK)、冥異伝と全て最初に登場するボスキャラである。
変身したキャラの中では「斉藤一(サイトウハジメ)」「黒騎士」の姿が驚異的な強さを誇るが、冥異伝ではこの形態は現在未登場。

元々は、keyの代表作「Kanon」の序盤に名雪が説明している時に名が出るだけで、立ち絵はおろか本人自体が実際に登場しないという珍キャラ、加えて久瀬とも違いアニメにも登場していない。
はちくまの斉藤は、↑を元にして作られているが、何故かAIRを除く本家key作品から「斉藤」と名のついたキャラが必ず登場するようになり、ヒット作となった「リトルバスターズ」では立ち絵付きのサブキャラ「マスク・ザ・斉藤」というキャラまでも登場した。
本家keyの公認脇役キャラとなった感はあるが、これがはちくまの影響からなのかどうかはわからない、ちなみにかのGが発売したのはAIRが発売した後である、加えて斉藤というキャラはAIRにだけ登場しない・・・

久瀬G→ネタバレ注意→シナリオの年代的に斉藤の初登場作品と言える、久瀬Gでの斉藤は「シン斉藤」で統一。
魔神たちの気配を察知した久瀬に付き添って下準備をしている模様が描かれている。
途中、千鶴の手料理を食べて意識不明となるが(久瀬は嘘をついて逃げていた)、久瀬からエルクゥの細胞を移植されことなき終える、このことが原因で超肉体を手に入れたようだ。

かのG→はちくま第一作目作品から敵キャラとして登場、久瀬の手助けをするため、佐祐理さんを奪い取るためにと様々な場所で戦いを挑んでくる。

通常斉藤→最初に教室で戦う斉藤、いかにも雑魚そうな立ち絵をしている。
LV1でも簡単に倒せるため、特に苦労することなく倒すことが可能。

ジャギ斉藤→序盤の最後のボスとして登場、佐祐理さんを奪おうと必死になっている様子。
途中から銃を操り、非常に威力の高い銃攻撃を放ってくるため注意が必要。

シン斉藤→中盤学校の入り口で登場、前回やられた影響か佐祐理ではなく舞を俺の女にするためという理由で戦いを挑んでくる。
今までの斉藤とは桁外れに強く、高威力な技を連発してくる強敵、負けると元ネタの通り自害する。

アミバ斉藤→電波塔中部で登場、はじめは佐祐理に変装しており舞を誑かそうとするが、バレた後に姿を現す。
シン斉藤に比べて圧倒的に弱く(久瀬とは比べ物にならない)、「せっかく素早い姿だったのにわざわざ筋肉キャラになって遅くなった」と言われ、仕舞いには佐祐理から「前に比べて弱くなったんじゃないですか」とまで言われる始末。
最後は元ネタ通り、足を勝手に進められ塔から落下してうわらばする、この場面が斉藤の初うわらばイベントである。

えあG→久瀬の命令であゆを助けるために様々なイベントで登場、前作かのGとは違い味方側のキャラとなっている。
えあGでは斉藤が活躍するイベントが非常に多く、別名「斉藤RPG」と言われているほど活躍している、人気キャラであるサイトウハジメはえあG5章から登場。
この作品から斉藤は必ず味方になるようになった。

アイン斉藤→1章での斉藤、北斗の拳に登場するアインの姿で登場し、あゆを保護するために戦いを挑んでくる、当然のごとく最初のボスである。
最後は往人たちを助けるために、長岡建設地下配水管を壊して陥没させるが行方不明になってしまう。

シュウ斉藤→2章の斉藤、北斗の拳に登場するシュウの姿で登場、最初は味方キャラである川名みさきに化けており、往人の力を試すために勝負を挑んでくる。
その後あゆとみちるを保護するために誘拐するが、村田の襲撃に遭い重症に、さらに南森に捕まり、古墳ピラミッドの十字架を背負って上るが最上階で力尽き、往人に全てを託して死んでしまう。
この場面は原作北斗の拳のシュウの最後のシーンを忠実に再現しているので必見。

ジュウザ斉藤→3章の斉藤、北斗の拳に登場する雲のジュウザの姿で登場、佐祐理ピンチに颯爽と現れて川口さんと決闘を繰り広げる。
その後、川口さんによって時空を歪められた永遠の世界で登場し往人の危機を救う。
最後は登場した高槻によってやられてしまった。

レイ斉藤→4章の斉藤、北斗の拳に登場するレイの姿で登場、南斗瑞鳥(みずとり)拳を操る性能上かなり強力な助っ人なので頼りになる。
高槻が良介の姿を真似て晴香を騙そうとしているところで初登場、高槻の変装を見破り晴香と共に高槻を撃破し、あゆたちがいるA地区側へと向かう、このイベント後あゆたちに切り替えるとレイ斉藤が登場、以後はあゆたちのメンバーに入る。
途中で登場したユダ高槻も撃破したところで少年(魔神ラグランジュ)の攻撃により戦闘不能になるが、助っ人に来た千鶴に治療してもらい髪が白髪となる。
章のラストにFARGO総帥を追い詰めるが、斉藤が土壇場で使用した翼人の羽の暴走により、平安時代に飛ばされてしまう。

斉藤元(サイトウハジメ)→5章の斉藤、るろうに剣心に登場する斉藤一の姿で登場(顔はオリジナル)、全斉藤のキャラの中でも人気を誇る。
あゆたちに合流するためにイベントで暗躍、頼光四天王の薄井を倒し、決闘に向かっていた七瀬たちと合流し、渡辺綱と互角の勝負を繰り広げる、全てを悟った綱に託を頼まれ頼光と戦っている七瀬たちの勝負に牙突で乱入、頑固な頼光を説得しようと七瀬と共に頼光と戦う。
往人側では途中で合流し、共に戦ったりと鬼角の面倒を見たりと色々と世話を焼いていた。
最後は川口さんとの決闘で元の時代に帰れるための力が足りずに立ち往生しているところ、斉藤1人がパーティから外れ負担を外し、足りないパワーを渾身の力を込めた牙突で注ぎ、無事に往人たちを元の時代へと帰した。
その後の斉藤元のことは↓の平安異聞録を参考に。

平安異聞録→えあG5章、斉藤元が平安時代に取り残された後の話である。
取り残された斉藤は頼光亡き後、綱たちと共に天帝に仕えていたが、綱から土蜘蛛の処刑のことを聞かされる。
処刑されるのは誰なのか気になった斉藤は、既に幽閉されていた土蜘蛛を尋ねるが、その人物とは同じ旅をした糸月であった。
糸月は自ら足を切り幽閉されていたが、斉藤に鬼角を助けるように命じた。
綱から助言はされるが、斉藤は帝に仕える身であるのでどうしようもなく、ただ処刑の日を待つばかりだった。
処刑の日、役人を押しのけて登場した斉藤は、せめて自らの手で幕を下ろしてやろうと鬼角に手を下したのだった。

ボー斉藤→終章の斉藤、スプリガンに登場するボー・ブランシュの姿で登場する。
平安時代に取り残された斉藤は、呼吸をほとんど行わず年月を重ねる修行をし、1000年前から生きてきて往人たちと再開した。
電波塔終盤、久瀬を往人たちの元へ行かせるためにたった一人でモンスターたちと戦い力尽きるが、LV1となって復活し、以後往人たちと同行する。
最初はLV1だがステータスと技は全キャラ中最強であり、えあGの味方キャラの中最強キャラである。

ロマカノ→ロマカノではかのGと同様、主人公祐一たちの敵として登場する。
ただし、EXダンジョン以降は味方となりパーティに同行する。

ガラハド斉藤→最初に戦う斉藤、顔はガラハドだが華音高校の制服を着ている、ロマカノの斉藤は基本的にこの姿でいる時が多い。
久瀬の命令により、聖徒会に仇名す祐一たちを倒すために勝負を仕掛けてくる、2段切りを披露し地味だと馬鹿にされるなどやられ役ど真ん中である。
中盤、とある手順を踏めば元ネタのガラハドのようにアイスソードを強奪することが可能、強奪しておかないと黄泉比良坂で苦労するハメになってしまう。
ちなみにTOKによると、このガラハド斉藤が普段の斉藤であるようだ。

ミスティ斉藤→2回目に戦う斉藤、聖闘士星矢に登場する白銀闘士である「リザドのミスティ」の姿で登場。
元ネタのように自分は美しいと酔いしれているナルシストであり、CG付きでセミヌードを曝すなどいかにも斉藤らしくない姿である。
だが序盤のボスにしてはかなりの強敵であり、銃で攻撃しなければダメージがごく僅かになってしまう「空気の壁」や高威力の「マーブルトリパー」を使用する難敵である。

ハーゲン斉藤→3回目に戦う斉藤、アニメ版聖闘士星矢に登場する神闘士である「ハーゲン」の姿で登場。
人の話を聞かない、融通が効かない斉藤であり、久瀬によって代行者にされた秋子さんの野望を叶えるべく、佐祐理にすら手を上げるどうしようもない斉藤。
戦闘では火、氷属性2種類の攻撃を多様し対策が難しい上に、攻撃力が高いため一気に押されてしまう可能性がある強敵。

シュトロハイム斉藤→EXダンジョン以降の斉藤、ジョジョ第2部に登場する改造ドイツ軍人「シュトロハイム」の姿で登場する。
本編後、平和が戻った学園に奇襲を仕掛けてきた暗黒軍団と高槻に応戦するが、メカ七瀬零式の攻撃で真っ二つにされてしまい、美凪とみちるの改造手術により復活した斉藤。
元ネタ通り「世界一ィィィィィィィ!!」を多様、味方キャラとなりPTに加入するが、LV1な上に装備によって能力が変動するサイボーグ型キャラのため使い勝手は悪い。
高槻との戦闘では高槻に脇役キャラの有り方を語り、「レアアイテムが簡単に手に入ったらレアアイテムではないだろう」「安心して死ね。皇帝の正体など次のダンジョンで明かされる」などの名言を語った。

はじだま→ロマカノ同様、シュトロハイムの姿で登場。
主人公の久瀬や川口さんとのボケキャラとして活躍。

TOK→TOKではメインキャラクターとして序盤から使用可能である。
斉藤専用の成長システムも用意されるなど、斉藤ファンにはたまらない作品。
ただし、シナリオの都合で本編では勝手に変身してしまう上に斉藤の成長システムは複雑なため、TOKの中でもっとも育成が難しいキャラである。

シュトロハイム斉藤→最初の洞窟でボスとして登場する斉藤。見た目はロマカノと同様だがセリフはGBのSa・Ga2での最初の洞窟のボスのパロディ。
最初のボスだけあって特殊な攻撃はしてこなく弱い。以降は登場しない。

ジャン・ピエール・斉藤→大会予選で戦う斉藤,ジョジョ第3部に登場するポルナレフの姿で登場する、斉藤にしては珍しく一人ではなく相棒の川口さんと同時に戦闘となる。
試合後に川口さんと共に仲間に加わり、以降はメインキャラとして使用可能、川口さんの逆鱗に触れてうわらばするイベントが多い。
ゲームのシステム上今作では様々な形態をとる斉藤だが、前編ではイベント用の立ち絵や戦闘用のドット絵は基本的にこの姿になる。
なお、これ以降はイベントで強制的に変身する形態についてのみ記述する。

斉藤元(サイトウハジメ)→えあGの斉藤元が再登場、魔法には弱いが攻撃力が高くやっぱり頼りになる。
前編ではシシオ真琴との戦闘中に、額に牙突をぶち込みながら登場する、牙突・零式の攻撃力の高さが魅力。
また、元脇役同盟の盟友(?)である高槻との戦闘でもこの形態をとる、この時はサイトウハジメ(強)の状態であり、シシオ真琴戦のサイトウハジメよりも強化されている。
その後はしばらく出番はないが、ゲーム終盤の鬼角イベントでPTが壊滅される中、1人だけサイトウハジメの姿で復活、倒されても「修羅場を潜り抜けた数が違う」の一言で攻撃を物ともせず鬼角を戦闘不能状態にする。
その後、追いついたカリフ(糸月)と立会い、ボスの招待が糸月と鬼角であることを知り驚愕するが時既に遅し、「出来ればまた斉藤さんと一緒に旅をしたかった」との鬼角の最後の言葉に対し「会えるさ、何度でもな」と最後の別れを済ませ、糸月に後のことを任された後、主人公たちの救出へと向かった。

ダイ・アモン斉藤→いつの間にか敵の中に紛れ込んでおり後編最初のボスとして戦うことになる斉藤、バスタードのマッチョな吸血鬼ダイ・アモンの姿で登場する。
超肉体が売りの斉藤のくせに強力な魔法攻撃である吸血破壊光線(アッサー・シーン)を専用スペカとして使用してくるが、前編で久瀬を倒しているプレイヤーにとっては脅威でもなんでもない。
後編での立ち絵とドット絵は、序・中盤の間は基本的にこの姿になる、HPだけ高いが他はさほどでもない能力。

黒騎士→またちゃっかり敵の中に紛れ込んでいる斉藤、ファイブスター物語の3代目黒騎士デコース・ワイズメルが元ネタ、斉藤の割りに恐ろしくかっこ良いキャラである。
ただし本編中のイベントで戦うことは無く、魔将一番手の薄井戦でいきなり裏切り強力な助っ人として参戦する、「攻撃力が非常に高い・退魔属性武器装備・命中が最強・物理を90%で回避・通常攻撃が2回・物理消費MP半減」というデタラメな性能を誇る。
余談だがメインキャラとして使用可能なのにもかかわらず再び敵に紛れ込んでいたことには意表を突かれたプレイヤーも多いのでは?
その戦闘力は他の形態とは一線を画しており、全作品の斉藤中最強の姿なのは言うまでもなく、EXダンジョンの最奥で戦うことになる最強五人の一角を担うほどである。
変身次第ではイベント以外でも味方キャラとして使用することができ、スキルやパラメータを考えて引き継げば非常に頼りになる、斉藤は最終的に黒騎士にするのがポピュラーとなっている。

TOKの登場キャラの中でも異質なキャラであり(元ネタキャラの段階でアレだが)、相手を挑発したり逆撫でさせることが多い問題児、一人称は「僕ちん」。
後編の序盤で高槻にやられたダイ・アモン斉藤が黒騎士として敵の幹部である「魔将(パラディン)」の一員として紛れ込んでいた、イベントで登場するごとに巧みに相手を難なく撃破するほどの恐ろしい強さ(本人曰く自分は相手の攻撃を見極めて迎撃してるだけ)、白騎士曰く「デタラメな強さだな」。
薄井戦後は残念ながら(ゲームの仕様上)ダイ・アモンに戻ってしまうので本編のイベントで使用出来るのは実質薄井戦のみであるが、それ以降のイベントでもパーティの危機などに唐突に変身して登場することがある。サイトウハジメの形態と並んで、斉藤の変身キャラでは特に人気のある形態である。

ガラハド斉藤→後編の終盤で仲間に加わる時の斉藤、ロマカノで登場したガラハド斉藤の再登場だが、今回は制服姿ではなく鎧や例の剣まで完備している。
退魔属性の武器に加えて使い勝手の良いスキルをバランスよく所持しているため、それまで斉藤を全然育てていなくともそれなりの戦力にはなる。
ちなみにこの形態も本編で戦うことはないが、EXダンジョンではこの形態に加えてこれまでの作品で登場した諸々の斉藤達と戦う機会がある。

東方サッカーTOKのガラハド斉藤の姿で「敵のGK」という名前でメインシナリオ最初の試合とサブシナリオ最後の章で登場、使用するにはその他のモードで選ぶ必要がある、とあることをすれば必殺ブロックの「冷凍剣」が使用可能になる。
。能力はGKの中でも低い方であまり活躍できる選手とは言えないが、突破モードなどで敵として登場した場合はCPUのガッツ無限の仕様上、冷凍剣が非常にうざったいと評判。
余談だが冥異伝と同様、東方サッカーははちくま作品未経験者の東方ファンの購入が多かったために、「敵のGK」としての斉藤が登場したことで「こいつ誰なの?」と混乱した東方ファンは非常に多かったようだ。
解雇時のセリフはうわらばではなくあべしである。

冥異伝

久瀬

斉藤と同じく、ほぼ全てのはちくま作品に登場しているはちくまキャラ、はちくまの作品は斉藤と久瀬を中心に回っていると思って良い。
はちくま作品の久瀬は、華音高校生徒会長であると同時に退魔組織「久瀬派」の総帥でありボス、アニメ版と違いかなりの美形、斉藤とは腐れ縁で1作目のかのGから変わらずにいる親友である。
彼の元には「久瀬四天王」が控えており、炎の四天王南、大地の四天王髭、水の四天王みずか、風の四天王(風は作品によって変わる)を引きつれ、世界のため己のために行動している、四天王の中では特にみずかを比較的評価しており共に行動する場面も多い。
他人を信用(斉藤を除く)しない性格をしているため平気で人を捨て駒にするクセがあり、それをモットーにしている、ただし作品によってはこの事が原因で窮地に立たされている場面もしばしば。
客観的に観ると久瀬は味方側なのだが、作品では唯我独尊の性格をしているためか敵になっている場合が多い、今のところ明確な敵であった時はロマカノのみである。
原作と同じく舞とは馬が合わないことが多く、佐祐理には比較的弱いようだ。
ただし作品の展開上、舞と協力する場面は意外と多い。

非常に高い戦闘力を持っており、登場するキャラの中ではダントツの強さを誇る、えあG攻略本によると基本的に登場キャラの単体スペックでは最強のようだ。
実際に戦闘してみても恐ろしく強く、ボスである久瀬が弱かった作品など今までにないぐらいである、久瀬が全作品共通で使用してくる御馴染みの強力スペル「ヴァジュラ」に泣かされたプレイヤーは数多いことだろう。
実際に戦闘でも強い久瀬であるが、イベントでは強敵に苦戦していたり、やられ役になっている場面が多いのも特徴、もっとも久瀬がイベントで戦う相手は大抵が強キャラなため苦戦するのも無理ないわけだが・・・(かのGでは祐一たちと戦った後に月島に不意打ちされたり、えあGでは初音(初回のみ)や葉子に敗北、TOKでは黄金葉子に押されるなど、ただし設定上の全力では久瀬が上との事)

原作はkey作品「Kanon」に登場する(舞ルート)立ち絵無しの生徒員(実は会長とは書かれておらず不明だったが、設定資料集で生徒会長と判明した)、嫌味な性格をしており問題をたびたび引き起こす舞を退学させようと迫ってくる。(普通に考えると生徒会長の役柄上、久瀬の行っていることは正しいわけだが)
また、佐祐理を生徒会に引き入れようと暗躍する場面も多い。
斉藤と違いアニメにも(東映版と京アニ版)普通に登場しており(CV神谷浩史)、眼鏡をかけたいかにも生徒会長っぽい容姿である。(ロマカノの久瀬はアニメ版を基準としている)
サブキャラの中では比較的気にいられているのか、ドラマCD「水瀬さんち」のエピソードでは愉快な面白キャラと化しており主役をしている話もある。
加えて、劇場版AIRスペシャルエディションの特典で付いてくる「神尾さんち」でも特別に出演しているという侮れないキャラである。

久瀬G主人公として登場し、突如学校に現れた魔神の手先を追って斉藤と共にものみの丘へ向かう。イベントではともかく、雑魚との戦闘ではまず苦戦することはない。
エルクゥの子孫という設定はこの話が最初で、かのG,えあGにも引き継がれている。
ストーリーの途中、千鶴の手料理を食べてしまった斉藤にエルクゥの細胞を移植して命を救うが、図らずも超肉体を与えることになった。

かのG主人公祐一たちに事件の黒幕と一方的に決め付けられ、終盤の強敵として立ち塞がる。
また、舞の特殊能力の性質を密かに見抜いていたフシがあり、ラストバトルではテレパシーでそれを教えた。
実際には、四天王や斉藤を使って魔神や月島たちと戦うために下準備をしていただけであるが、久瀬がエルクゥの力を吸収し過ぎたために人を外してしまった。
外見はアトラク・ナクアの銀(しろがね)互換であり、後にえあGの比良坂初音との戦いで久瀬の正体が判明する。
EDでは、生徒会長として卒業式で舞に卒業証書を渡す場面もあり、しっかりと生徒会長としての役目も務めている。


ボス戦では非常に強力な敵であり、かのG屈指の強ボス、3形態あるので3戦連続で戦わなければならないうえに、この時点では栞が離脱しているため回復薬が乏しいというデメリットもある。
風、火、氷、雷の属性攻撃に加え、金縛りや恐怖の状態異常攻撃を多様してくる上に鬼の爪での一撃が非常に痛い、そして3形態目で使用してくる「ヴァジュラ」の威力は強力で、防御していなければ瀕死になってしまうほどのダメージを受けてしまう。
3形態目はしばらくは千鶴がオート参戦してくれるが、すぐにやられてしまうためにあまり当てにはならない。

えあG華音市に舞台が移る3章から登場、今回の久瀬は外見上は銀が元ネタではなく、ニトロプラス処女作「-PHANTOM OF INFERNO-」に登場するレイモンド・マグワイアである。
あゆを守るという目的のため基本的に味方だが、「目的のためなら手段を選ばない」「必要とあれば仲間すらも捨て駒にする」といった容赦のない行動のため、主人公往人とは意見が合わないところがあった。
華音高校で比良坂初音と対峙し戦うが、初音に己の未熟さを愚弄され敗北してしまう、この時の初音の台詞から、久瀬は銀(しろがね)の子孫であることが判明する。
その後、傷ついた千鶴を治療するためにエルクゥの力を使い心臓マッサージを施すなど意外な一面も見られる。
4章ではFARGOに潜入するために柏木旅館に訪れ往人と再会、潜入するPTを考案するなど生徒会長らしき一面を見せる、その後B棟のメンバーの危機に颯爽と登場し再び比良坂初音と対峙し激闘を繰り広げる、この時初音から「人を外れるのが恐ろしくて本来の力を出せない」と煽られていた。

   終章で再び登場し、FARGOと決着を付けるために合流したPTと共に電波塔に侵入する、月島とかのG以来再び対峙するが、自分と月島の前作での状況の違いを説明した上で呆気なく撃破する(この時、一度もダメージを喰らってなかったらしい)。
比良坂初音と決着を付けた後は、PTの前に立ち塞がる葉子と対峙するが、葉子の力の前に倒されてしまう、しかし勝利後はあっさりと復活した。
その後はラスダンに向かう往人たちに斉藤を同行させ見送った。

えあGで実際に久瀬と戦えるのはEXダンジョンであり、前作を超える強さでえあG最強のボスとして戦える(EXラスボスはフレイザードだが、強さでは久瀬の方が上である)。
かのGと同様3形態ある上に、属性攻撃、即死攻撃、高倍率攻撃、状態異常攻撃を仕掛けてくる強力なボス、並みのPTでは2形態目でやられてしまうほどの強さである。
3形態目で本編で発揮出来なかった「インドラ」形態になるが、この形態はHP9999ある上に、4倍単体攻撃の「エルクゥ無呼吸連打」、即死攻撃の「狩人の一撃」、入植剤を持っていなければ999回復されてしまう「エルクゥの超再生」、そして全体高威力雷攻撃の「ヴァジュラ」など強力な技ばかり仕掛けてくる。
戦闘後、PTから「久瀬は1人ではなく仲間がいる」ということを助言され、改めて久瀬は自分が1人でないことを実感する。

ロマカノかのG、えあG同様、華音高校の生徒会長であるが、ここでは最初から敵(およびラスボス)として登場、校内放送で「アビス(奈落)の門を開いた」と宣戦を布告する。
外見はアニメ(東映版)に準拠しているが、話が進むと外見が変化し、髪は長くなり服装も制服から竜闘衣(ドラゴンローブ)に変化する。
ロマカノの久瀬は竜を倒して生き血を浴びた勇者の子孫で、ボス戦では竜の名を冠した必殺技を繰り出してくる。
ロマカノの久瀬は、性格がJOJO第二部のカーズ互換のためか他作品以上に手段を選ばないところがあり、「秋子さんと取り引きする振りをしてニーベルングの指輪をはめさせて裏から操る」「香里と一騎打ちに応じる振りをして騙し討ちし、オーディンサファイヤを奪う」「四天王や神聖徒を仲間と思っておらず、目的達成の捨て駒としか思っていない」など、冷酷な悪人ぶりを発揮する。
また、アビスの門を開いた理由は、許婚であった佐祐理を祐一と舞に奪われた腹いせであった。
EX以降は、前回の傷が癒えていないために斉藤を祐一たちに同行させ、黄金制服を必ず取り戻してくるように命令していた。

本作ロマカノは全はちくまRPGでもっとも難易度が高い作品と評されているが、久瀬も例外ではなく全はちくま作品の久瀬の中でも歴代最強を誇る強さである。
久瀬とは作中2回戦い、真ワルハラ高校戦の久瀬は戦闘前にバルムンクの剣を装備していないと絶対に勝てない戦闘となっている。
戦闘では様々な状態攻撃、高倍率攻撃、属性攻撃を今までの作品のように多用し、強力な全体雷属性攻撃の「ヴァジュラ」、高威力単体攻撃の「オーディンソード」など危険な技が多い。
そして終盤になると会話イベント後、全体高威力物理攻撃であり、防御しなければまず戦闘不能にされてしまうほどの攻撃力を誇る「双竜破」を使用してくるようになるが、この状態では一定ターンで双竜破を使用してくるようになり、バルムンクの剣を装備したキャラでとあることをしないとダメージがまったく与えられない状態になる。

ラスボス戦の前半は久瀬の配下にいる魔神「プシュケー・プラクティコス・ソーマ」と戦闘になる、この戦闘でオーディンサファイヤを使用していない場合はラスボス自体が強化される。
撃破後魔神久瀬と戦闘になるが、歴代最強の久瀬であり最強のラスボスであるように恐ろしい強さを誇り、防御半減させなければまともにダメージが入らない上に今までのボスが使用してきた必殺技を通常必殺技として使用してくる。
全体複合状態異常攻撃の「カノニクルレクイエム」、全体即死攻撃の「積戸気冥界波」、高威力全体攻撃の「バイキングタイガークロー」「ダブルドラゴンブリザード」、全体支配の「イビルウィスパー」、ダメージを跳ね返す「フェイタルミラー」、4倍攻撃である「魔神粉砕」など恐ろしい技ばかり。
もっとも恐ろしい必殺技であるのが、全体固定666魔属性ダメージ技である「グレイテッドエクリプス」であり、魔属性耐性を装備していなければ一撃でPTが壊滅してしまう恐怖の必殺技である。
終盤になると力を失い弱体化するので非常に楽になるが、単体固定777ダメージである「テリブルプロビデンス」を使用してくるので油断は出来ない。

オーディンサファイアを使用していなかった場合は、「全ステータスが2倍になる」「グレイテッドエクリプス使用後の回復チャンスがない」「終盤の弱体化イベントが起こらない」などの、真サルーインもびっくりの超性能ラスボスと化す。

はじだま本作の主人公であり、眼鏡をかけた水色の髪と白い制服という容姿で登場。
咲夜から「ザ・ワールド」を喰らって習得するイベントがあり、TOK以降ザ・ワールドを扱えるようになった理由と思われる。
シリアスルートでの咲夜の扱い方や本作以降、何かと久瀬は咲夜と関連付けられていることが多い

TOK前編では序盤から大会参加者として久瀬四天王を引き連れて登場するが実際に戦うのは決勝戦となる。
外見はロングの茶髪で黒服とサングラスを身に着け、剣を構えている、以降の作品でもこの出で立ちで登場しており、久瀬のイメージはこれで固まったものと思われる。
この作品で、久瀬の妹であるオリジナルキャラ「華音」が登場した、恐らくKanonの舞台である華音市が元ネタだと思われる。
「私は久瀬、覚えておくといい、大会で優勝する男の名前だ」などと相変わらず俺様的唯我独尊な性格で往人に嫌味ごとを言う場面も多いが、本作ではかませ犬の役目を妹の華音が担っているためやられ役の印象が薄く、ちゃんと格好がついている。
大会主催者であるカリフを抹殺するために行動しているが何かと往人たちの世話を焼くこともあり、高槻たちの罠に陥った往人をザ・ワールドを使用して助ける場面もあった。
はじだまのルーツを辿っている様で(咲夜から喰らって学んだと言っているが、これははじだまでの時止めイベントのことである)、本作から久瀬は「ザ・ワールド」を使用するようになった、久瀬曰くザ・ワールドは消費が激しいので無闇に使用することは出来ないらしい。
前編ラスボスに恥じぬ強さを誇り、決勝で戦う際には本人の提案により1対5となるがそれでもなお苦戦を強いられるだろう。

前編のラスボスという形で戦闘することになるが相変わらずの強さであり、久瀬に太刀打ちできずやり直す人は多い。
高威力一列攻撃の「大地斬」、全体風属性高威力攻撃である「ヴァジュラ」、攻撃力上昇の「ウェポンブレス」、状態異常スキルの「ミークストーン」「テンプーション」などどれも嫌らしいものばかり。
HPを減らしていくごとに発生する会話イベントごとに、全体即死技の「アナザーディメンジョン」、全体魔属性固定666ダメージ技の「ギャラクシアンエクスプロージョン」、そしてPT全体の動きを7ターンストップさせる「ザ・ワールド」など致命的なスペカを使用してくるので容赦がない、対策をしていなければあっというまに全滅してしまう。
なお、みずかをえいえんの世界で倒していない場合は2対3で戦うことになるうえ、二人の能力値も1.5倍ほどになっている上に、久瀬のスキルが増加していることに加えて初めからスペカを連発してくるため真っ当な手段ではまず勝ち目は無い。

後編では終盤に敵側の主力として登場、その際にはサングラスを外し、聖闘士星矢の双子座のサガの冥衣を纏っている。
舞、みずかと共にカリフの館に奇襲を仕掛け葉子と元ネタ通りの激闘を繰り広げる。
迷いを振り切り発動させた「TOK(テスタメントオブクゼ)」で葉子を撃退することに成功するが、非道な久瀬の行いに激怒した斉藤(黒騎士)の一撃でやられてしまう、しかし全ては255Fへの道を開き往人たちを観鈴の元へ行かせるための行いであり、往人に全てを託して息絶える。
その後、ラスダン終盤で嘆きの壁を破壊するためにその他やられてしまった黄金戦士たちと共に復活、十二神将全員の力を結集させたTOK(テスタメントオブクゼ)を放って嘆きの壁を砕いた後消滅する、この時の久瀬の台詞「バトルごっこはあの世でな」は本作屈指の名台詞である。
EXダンジョンではちゃんと戦う機会もあるが、TOKを連発してくる久瀬自身の強さも尋常でないうえ、他の神将達(新旧合わせて13人)との同時戦闘となるので一週目で勝利を得るのは難しいだろう。

東方サッカー本作の実況は基本的に霖之助であるが、彼が選手として出場するメインシナリオEXマッチ後半などでは代わりに久瀬が実況を担当する、姿はTOKと一緒である。
ちなみに前半戦から久瀬が実況を担当する試合で試合開始前にしばらく放置することでセリフを聞くこともできる。
またデバッグ用の選手としてデータは存在しているのだが通常は雇用できず、グラフィックも無い。
斉藤と同じく、はちくま新規の東方ファンからは「こいつは誰?」と混乱した人は多いようだ。

冥異伝

たいやき屋のおやじ

意外にも斉藤、久瀬に次いで多くのはちくま作品に登場しているはちくまキャラ。
原作はkey作品「Kanon」に登場する(あゆルート)立ち絵無しのたいやき屋のおじさんだが、はちくま作品では(ロマカノを除いて)「北斗の拳」のウィグル獄長の姿で登場し、華音市の「鬼の哭く商店街」でたいやき屋を経営している。
退魔組織「久瀬派」の一員という訳ではないが、総帥の久瀬から融資を受けているため、その理由で参戦している部分がある。
序盤の強敵として立ちはだかり、「蒙古覇極道」「泰山流千条鞭」などのウィグル獄長の技を駆使して主人公たちを苦しめる。バリバリの肉体派のため近距離戦は得意だが、その反面搦め手や遠距離攻撃、魔法攻撃には滅法弱く、炎の四天王南にはそれが理由で連敗している。

久瀬G鬼の哭く商店街でたいやき屋を営んでいるが客が滅多に来ないため赤字がかさんでいた。何故か爆薬を隠し持っていたが、久瀬が借金帳消しと追加融資の条件を提示するとあっさり譲り渡した。

かのG何度も食い逃げを働くあゆから天使の人形を奪い主人公祐一たちに戦いを挑むが敗北し、炎の四天王南に始末される。その時、天使の人形は南に奪われた。

えあG3章から登場し、食い逃げを働いた茜とあゆに制裁を加えようとしたところへ主人公往人と遭遇、倒されてしまう。その後、久瀬派を裏切った南によって屋台を破壊され、おやじ自身も重傷を負わされてしまう。
終章でようやく傷が癒え、電波塔攻略時には地位に実力が伴わない南に代わって炎の四天王に格上げされる。Dブロックでは香奈子との戦いに勝利するが、その後のカーネル教師の音無瀬拳の前にあっさりと敗れる。
EXダンジョンで斉藤元と一緒に登場し、戦いを挑んでくる。

ロマカノかのG、えあG同様、鬼の哭く商店街でたいやき屋をしているが、ロマカノが聖闘士星矢をネタにしているせいか、おやじも黄金聖闘士のアルデバランの中年版の姿で登場した。必殺技もウィグル獄長の技ではなく、「グレートホーン」互換の「タイヤキホーン」であった。
本来なら足元にも及ばない強敵のはずだが、序盤では手加減をしていたのか、祐一たちが食い逃げに成功するとあっさりと負けを認め、忠告を残して去っていった。
久瀬の召集に従い馳せ参じようとした時に南の闇討ちに遭い、返り討ちにしようとしたところへ南の双子の兄弟・沢口に奇襲された。
EXダンジョンのサンクチュアリでも登場し、金牛宮に立ち塞がるが、ここでは流石に本気を出して戦っていた。

TOK前編では第一試合の対戦相手「食い逃げチーム」としてあゆと茜と共に登場する。この時は外見も技もえあG以前のウィグル獄長のものである。
本作ではダンジョンの探索がメインでたい焼きの屋台が登場することがないため、彼が何の仕事をしている人なのか判断することは難しい。一応エプロンは着けているのだが。

後編ではロマカノ同様牡牛座のアルデバランの姿で登場する。ちなみに前編で登場したウィグル獄長版おやじの兄という設定である。
技もアルデバラン本来のものとなったことでたい焼きとの接点は完全になくなり、もはやただのおやじとなってしまっている。

冥異伝

ミズカ(みずか)

久瀬派四天王の一人で「水」の称号を与えられている。
久瀬の懐刀のような存在で、四天王の中で久瀬からの信頼が最も篤い。
原作はkeyスタッフの多くがかつて所属していたTacticsの「ONE〜輝く季節へ」のメインヒロイン長森瑞佳の幼年期を模した少女「みずか」である。
「えいえんの世界」という異世界の番人であり、空間を操る魔法を最も得意とするが、水や氷を操る魔法も自在に使いこなす。

久瀬G

かのG

えあG

ロマカノ

TOK

冥異伝

久瀬派四天王の一人で「地」の称号を与えられているが、地を連想させる技を使うシーンは(冥異伝を除いて)ほとんどない。
原作はkeyスタッフの多くがかつて所属していたTacticsの「ONE〜輝く季節へ」の主人公浩平のクラスの担任で、本名は渡辺茂雄。生徒が一人くらい増えても気にしない大らかな教師である。
外見は「北斗の拳」のハート互換で、脂肪の壁に守られた肉体はいかなる物理攻撃を弾き返す。見かけによらず久瀬派の中では穏健派なのだが、自分の血を見ると我を失い、周りにいるものすべてを殺して回る殺人鬼と化してしまう。

久瀬Gものみの丘でムーンライト達が放ったモンスターに追い詰められていた久瀬達を助けるべく、南と共に登場。

かのG

えあG

ロマカノ

TOK

冥異伝

久瀬派四天王の一人で「炎」の称号を与えられているが、炎を連想させる技を使うシーンは(冥異伝を除いて)ほとんどない。
原作はkeyスタッフの多くがかつて所属していたTacticsの「ONE〜輝く季節へ」の主人公浩平のクラスメイトで、本名は南明義。ヒロインの一人・里村茜の前の席の生徒で、浩平に沢口と名前を間違えられたことがある。
外見は作品ごとに異なるが、口元にマスクをしているのが共通する特徴である。
飛び道具が得意だが肉弾戦は苦手で打たれ弱く、多くのはちくま作品で「最弱」と称されている。久瀬が南を四天王に据えた理由は不明だが、たいやき屋のおやじには毎回勝利している。

久瀬Gものみの丘でムーンライト達が放ったモンスターに追い詰められていた久瀬達を助けるべく、髭と共に登場。
この当時の斉藤はまだ超肉体を得て間もないこともあって、四天王でない彼を格下に見ていたフシがあり、登場した時はあからさまに侮蔑するところがあった。

かのG本編の初登場は主人公祐一たちに敗北したおやじに制裁を加えた時で、その後は久瀬の召集に応じて華音高校に馳せ参じた。
久瀬Gでも気が荒い描写はあったが、かのGでも同様で、隙あらば仲間であるはずの「風」の四天王・千鶴を攻撃するつもりだった。やたらと態度が大きいがクラスメートの七瀬留美には頭が上がらず、EDでは敬語を使う場面もあった。
南と戦うのは市立病院で真琴の見舞いに来た時であり、いきなり祐一たちに襲い掛かるもののあっさりと返り討ちにされてしまう。その後、屋上へ逃げたところへ太田香奈子に一撃で倒されてしまった。

えあG

ロマカノ

TOK

冥異伝

川口さん

はちくま作品に登場する女キャラで、斉藤と掛け合い漫才をすることが多いため、すっかりはちくまの定番キャラとなった少女。
原作はkey作品「AIR」にメインヒロイン神尾観鈴のクラスメイトで本名は川口茂美だが、登場イベントは往人が電話をかけてきた時だけで当然立ち絵はないが、アニメやPS2だとボイスを聴くことができる。

えあG川口さんが初登場する作品。空町の神社でFARGOの司令官・比良坂初音に見出され、寄生魔神のイェーガや下級魔神のドーンと同化してFARGO12使徒になった。

1章、2章では正体を隠す意味もあって目立った活躍はないが、佐久間の人間投げに引っかかった観鈴(あるいはあゆ)を助けたり、意味深な台詞を残したりと只者じゃない雰囲気を出している。 敵として現れるのは3章になってからで、銀行のオーナーである佐祐理を誘拐すべく駅で待ち構える。あと一歩のところで斉藤に邪魔をされ、おまけに翼人の羽を奪われたことがきっかけでライバル視するようになる。
主人公往人たちと戦うのはえいえんの世界においてであり、魔神との寄生で得た力で大いに苦しめる。
4章では殺医術の達人・霧島聖と互角の勝負を演じるが、途中でタイムトラベルに巻き込まれ、平安時代に飛ばされる。 5章では高野山のボロになりすまし、捕らわれた彰子を助けたり、総大師が集めた負のエネルギーを吸収して得た力をぶつかり合わせることでタイムトラベルを引き起こそうとするなど、敵なのか味方なのか判らない行動をとる。
5章最後の川口さんとの戦闘では、援軍交えての7vs1バトルとなり、はちくまの名曲と言われている「悲想」が流れる名場面とされている。
終章で川口さんがFARGOに入った理由が初音の育ての親・深山奏子を救出ためと判明し、それを邪魔しようとする葉子と戦うが魔神の力を失ってしまう。ED後は初音の生死を確かめるため旅に出た。 EXダンジョンでは初音のために更なる力を得ようとムーンライト、カオスクィーン、ノヴァら第4階級魔神を吸収しようとするが、これが原因で魔神ドーンの反逆を招いてしまう。

はじだま空高校の制服姿で登場するが、髪型は黒髪のツインテール。
主人公の久瀬や斉藤へのツッコミキャラとして活躍する。

TOK→序盤から登場、えあGの頃とは違ってコミカルな面が多く、斉藤やランシアとの掛け合いが多い。予選で斉藤と組んで住人たちと戦うも敗北し、仲間になる。

冥異伝

高槻

通称高槻先生、超天才を自称するちょっと(かなり?)アブナイ研究員、口調が特徴的。
原作はkeyスタッフの多くがかつて所属していたTacticsの「MOON」のFARGOという機関に所属する研究員、何一つ美点が見つからない、見ていて胸くその悪くなるド外道。
「参ったぁ!俺は参ったああ!」「自制など効かない!」などの名台詞を残していることで有名。
はちくま作品においても外道キャラの位置づけだが、お笑いも担当しているため原作よりかは幾分憎めないキャラとなっている。
登場の際には有名なアニメやマンガの(主にゲスな)キャラに扮しているが、斉藤とは異なり原作で顔の付いているキャラのため顔までは変わらない。
同じく脇役で、超肉体を自称し、変装が趣味である斉藤とは因縁浅からぬ間柄のようだ。
ちなみに、京アニ版Kanonであゆと映画館に言った時に上映していた映画がMOONであり、高槻先生がCV小野坂でボイスだけ登場している場面がある。

えあG

ロマカノ序盤は雑魚ボスとして登場するが、EXでは星矢の魚座のアフロディーテ互換で魚座の高槻として登場。銃撃属性全体攻撃のピラニアンローズをはじめとする厄介な攻撃を放ってくる。斉藤と脇役のあり方で対立した。

TOK前編では超天才チームとして参加。デモンベインのドクターウェストとは兄弟という設定で、ウェスト、足立と組み、試合前に相手チームを闇討ちしていた。

そのまま準決勝まで不戦勝で勝ち進み、住人たちも嵌めようとするも久瀬によって阻止される。往人達との決闘で敗れ、久瀬によって異次元に送られ、始末された。

戦闘では高槻スパークをはじめとして多彩なまでの技とドーピングにより驚異的な強さを誇った(とはいえ久瀬ほどではない上、ドーピングは高槻を先に倒せばしない)

後編では異次元から脱出し、美鈴や卜部たち闇騎と組んで再び戦いを挑む。さらには月島やナチ大佐たちと結託して戦艦紀伊を開発。塔を破壊しようと目論む。目論みは失敗し、今度こそ倒されたと思われた。

紀伊崩壊のすぐ後、復活(本人曰く、チートしたらしい) 闇騎の魚座の高槻として南と組み美凪と戦うが、美凪のクリスタルウォールによってピラニアンローズを反射され、チートの威力を自分自身で味わうことになってしまった。最後はスターライトエクスティンクションで南共々消滅させられる

しかし嘆きの壁イベントでは魚座の神将として復活し、嘆きの壁破壊のために他の神将たち同様、久瀬に力を託し、TOKの反動により消滅した。

最終戦の英雄降臨時(出てくる可能性は低いが久瀬より強い)およびEXの地下ダンジョンでそのチートじみた技の強さで猛威を振るった

冥異伝

南森

えあG

ロマカノ

TOK

冥異伝

村田

えあG

ロマカノ

TOK

冥異伝

魔神トワイライト(太古の鬼神)

えあG

冥異伝

ナチ大佐

シュタイナー

ハインリッヒ

スピアード

アームストロング

クルップ

ホチキス

ザルマン少佐

ヴァンサズ


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