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「バキ」(板垣恵介氏)

1991年に週刊少年チャンピオンで「グラップラー刃牙」として連載開始した格闘マンガ。42巻+外伝一巻が出たあとタイトルを変え、連載されたのがこの「バキ」で、現在は「範馬刃牙」にタイトルを変え連載が続けられている。
主人公は若干17歳で東京ドームの地下闘技場の王者になった天才少年格闘家範刃牙。
彼が幾多の強敵と戦い「地上最強の生物」と呼ばれる父範間勇次郎を越える為成長していく物語
東方冥異伝に関してはこの最凶死刑囚編のネタがかなり使われている。

「喰いしん坊!」(土山しげる氏)

2004年から週刊漫画ゴラクにて連載されている料理漫画。従来の料理漫画とは違い、大食いをテーマとし、大食いで勝負するさまをメインテーマとして描かれている。
けれんみあふれる演出等が特徴的ではあるが、明らかに私文書偽造のシーンがあるのに誰もそれに突っ込まない、作法を説いているのにどう見ても説いている方の行儀が悪い、というネタになるような要素もある。
主人公はグルメというだけで他は普通の会社員だった大原満太郎。彼はあるときプロフードファイター・ハンター錠二と出会い、大食いの世界に踏み入れる。
彼は錠二たちの団体TFF(丹下フードファイター)に協力するが、ある大会で敵対団体OKFF(大阪食い倒れフードファイター)の卑劣な妨害にあい、己の甘さを認め、退路を断つために会社を辞職。錠二やTFFとも関係を断ち切り、独り大食い修行の旅に出る。
りんばら氏の愛読書なのか、東方冥異伝〜零〜のEXシナリオにおいては多くの場面でこの漫画のネタが使われている。

「北斗の拳」(原作:武論尊氏・作画:原 哲夫氏)


1980年代後半に週間少年ジャンプ(集英社刊)で連載スタートし、爆発的人気を誇った劇画。
伝説の暗殺拳「北斗神拳」を継承し、核戦争によって荒廃した世紀末を生き抜く青年ケンシロウの生き様は、今なお多くのファンを持つ。
悪党達がケンシロウに敗れる際にあげる断末魔の「ひでぶ」「あべし」といった声や、「お前はもう死んでいる」という捨て台詞は当時流行語にもなった。
敵役は強大で威厳ある大物から、卑屈で弱い雑魚までどれも魅力的。
はちくま作品では北斗の拳ネタが頻繁に登場する、特にかのG〜えあGは北斗RPGと呼ばれるほど使用率が高い。

ロマンシング・サガシリーズ


スクウェアより発売されている、ゲームボーイ版SaGaの流れを汲んだRPGシリーズ。
1,2,3がスーパーファミコンで発売されている。また1はワンダースワンでリメイクされ、PS2でもリメイク版が発売。
1,2,3ごとに世界観は大きく異なるが、決まった流れにそわなくとも自分の自由に旅をし、また自由にイベントを選択、進行できるフリーシナリオはいずれも健在。
一部のアイテムやモンスター、スペルを元ネタとして使っている。

その他


KanonRPG〜逆襲の久瀬〜


通称「かのG」
記念すべきはちみつくまさん第一作。現在もHPからフリーソフトで配布している。
ある日突然町に溢れ出した魔物の元凶と思われる久瀬を倒すために、祐一たちが東奔西走するというのが大筋。
はちくまの処女作からして敵は北斗の拳互換で登場、当時としてはとてつもない発想であった。
斉藤、久瀬、四天王、おやじなどはちくまキャラの何人かはこの作品から既に登場している。

AirRPG〜羽の還る場所〜


通称「えあG」
はちみつくまさん第二作。第一作KanonRPGの続編。
「AIRRPG」ではなく「AirRPG」なのは最終的に観鈴が助かるパラレルワールドという意味で意図的なものである。
全六章構成、仲間になるキャラ20人以上。(当時の)Key・Tactics作品全集合でお祭り気分が味わえる。
スケールが格段に大きくなったためキャラごとの特技数は前作と比べ半減したが、その分ボスごとのパーティーの組み方が重要になった、ただしキャラごとの性能の差はとても激しい。

前作では互換キャラをなぞるだけだった斉藤も、ある程度独自のキャラが確立。見せ場が多く、AirRPGは「斉藤RPG」であるとの声もあるほど。
川口さんも初登場し、知的かつマッドなキャラで人気を博した。
高槻や南森&村田もこの作品から登場した。

RomancingKanon〜永遠の少女伝説〜


通称「ロマカノ」
はちみつくまさん第三作。名前とは裏腹にロマサガっぽさはほとんどない。
KanonRPG、AirRPGの流れを組まないKanonキャラ中心の新作。
レベルアップと共にBPを入手し各能力に振り分ける成長システムが確立した。

恒例の少年漫画ネタは「聖闘士星矢」が中心。
「永遠の少女伝説」というのも、アニメ星矢最終回タイトルから。
ただしシナリオ評判は、はちくま作品の中ではもっとも低い。
その代わり、バランスと難易度に関してははちくま作品の中でもっとも評価されている。
最初から最新verになっている「ロマカノA」が絶版中となっているため、今からロマカノをやりたい場合は、ロマカノの無印とはじくま(追加ディスク&サントラ)の2つを購入する必要があるので注意しよう。

退魔塔神〜ハチクマToK〜

今回はひとつの作品に拘らず、東方キャラもこの作品からはちくまRPGに登場。
前編は大会で優勝するために日数制限というシステムがあり(闘神都市が元ネタ)、後編は塔の中を探索しながらシナリオを追っていく流れとなっている。
今作から戦闘がツクールデフォ戦闘ではなくなり、リアルタイム戦闘へと変わっている。
また、単純にRPGソフト2つ分(+EX)のボリュームがあり、市販のRPGソフトと比べてもクリアまでにとても時間のかかるゲーム(約70時間以上)である。
最新のverは「CE」なので購入する時は注意しよう。
えあGの続編であるため、えあGをクリアしておいた方がより楽しめるだろう。

KanonRPG外伝〜そして始まりへ〜


通称「久瀬RPG」。KanonRPGの黒幕である三魔神と久瀬派との戦いの端緒が開かれるプロローグ。
正確にははちくま作品ではなく、元はちくま副主任た〜ぼ〜氏の作品。
残念ながら配布終了しており、入手は困難。
斉藤はKanonRPGで変装したキャラの技が全て音声付で使え、かなり笑える。
ゲームバランスは完全に破綻しており、圧倒的戦力でさくさく進める(久瀬や斉藤たちの実力を考えれば当然といえるが)

東方淫魔郷 〜はじめてのだんまく〜


通称「はじだん」もしくは「はじだま」
はちくまが製作に関わった同人エロゲーADV。
このゲームを作る為に「はちみつくまさんRED」という新ブランドが立ち上げられた。
内容はねちょ。
ねちょの相手となる主人公はなぜか久瀬で、斉藤と川口さんも出てくる。この久瀬はKanonRPGやAirRPGの久瀬とは程遠く、エロゲー仕様の男キャラに成り下がっている。
ヒロインはスカーレット姉妹(ロリ化)と咲夜である。
シナリオは、東方二次で御馴染みの「クーリエ」が担当しており、EDは3つ存在する。

東方サッカー&猛蹴伝

東方を題材にした二次創作であり、RPGではなく「キャプテン翼」のゲームをモチーフとした作品、立ち絵と必殺技ムービーに東方界で有名なみょふー会の「雨水」を採用。
東方サッカー単品ではメインシナリオだけであったが、東方サッカー猛蹴伝(アップデートディスク)でサブシナリオ、走破モードや2P対戦など様々な要素が加えられた。
ゲームはキャプテン翼のゲーム同様、他のサッカーゲームとは異なり選択式で試合を進めていく。

はちくま作品としては、キャプテン翼をなぞっていること以外では東方の設定を考慮しておりある意味珍しい作品、はちくまキャラも斉藤(敵のGK)と久瀬(赤褌が試合に出ているときの代理実況)以外は出てこない。
本作は雨水氏の大迫力のムービーの宣伝効果もあってか、はちくま作品の中でもっとも売れたソフトである。

冥異伝は、東方サッカーの後の話であるようだ。

りんばら氏の自作RPG

はちくまの代表者であるりんばら氏が学生時代に製作したRPG。
詳細は不明で公開する予定も今のところ無いようだが、
作品内で使われた魔神の設定ははちくまシリーズ全般に適用されている。
またToK辺りからランシア、スピアードなどこの作品のキャラが多数参戦している。
(ヴァンサズは零によると関係ないらしい)
基本的にカタカナのオリキャラの多くはこの作品が出展と思って良いだろう。


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Last-modified: 2010-11-09 (火) 11:34:47 (5145d)
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