概要
- はちくま作品には、適当作品で立ち絵が登場しないキャラ、非常に濃いキャラは、依存のパロディを用いたキャラ互換となり所謂「はちくまキャラ」として登場するキャラがいる、中にはスピアードといった完全オリジナルキャラも存在する。
- ここでは、冥異伝に登場するはちくまキャラの経歴を紹介する、冥異伝に登場しないはちくまキャラは基本的に除外。
- ネタバレ含むので閲覧する時は注意、対象とする作品は「久瀬G」「かのG」「えあG」「平安異聞録」「ロマカノ」「はじだま」「ToK」「東方サッカー」「ZIL」「冥異伝」とする。(はぢきせ以降の作品はその作品のwikiを参考に)
- 参考設定〜はちくま作品、えあGコンプリート(攻略本)、はちくまにあ(設定資料CD)
斉藤
全てのはちくま作品に登場するはちくまキャラであり、はちくま作品の主役とも呼べる漢。
登場するたびに姿が変わっている名物キャラであり、姿によって強さもまったく異なる、加えて死んでも(うわらばしても)超肉体で復活する不死身の漢である。
久瀬の補佐であり親友、時には反発するがお互い良き強敵(とも)であるのは全作品共通、これは冥異伝でも変わっていないようだ。
また、佐祐理に惚れており、佐祐理のために張り切る場面も多い。
はちくまRPGの作品では「最初のボスが必ず斉藤」であるという掟があり、かのG、えあG、ロマカノ、ToK前編〜後編、東方サッカー(GK)、冥異伝と全て最初に登場するボスキャラである。
変身したキャラの中では「斉藤一(サイトウハジメ)」「黒騎士」の姿が驚異的な強さを誇るが、冥異伝ではこの形態は現在未登場。
ToK公開まで公式HPで行われていた、はちくま作品人気投票のキャラ部門では問答無用で1位となっていた、はちくま作品の主人公と言うべき斉藤に相応しい結果と言えるだろう。(ちなみに、2位は川口さん、3位は久瀬、4位は往人、5位は佐祐理)
ToK後編公開まで行われていた、音楽部門では斉藤のテーマである「斉藤のテーマ〜俺は脇役王〜」が3位となっている。
元々は、keyの代表作「Kanon」の序盤に名雪が説明している時に名が出るだけで、立ち絵はおろか本人自体が実際に登場しないという珍キャラ、加えて久瀬とも違いアニメにも登場していない。
はちくまの斉藤は、↑を元にして作られているが、何故かAIRを除く本家key作品から「斉藤」と名のついたキャラが必ず登場するようになり、ヒット作となった「リトルバスターズ」では立ち絵付きのサブキャラ「マスク・ザ・斉藤」というキャラまでも登場した(冥異伝から入ったユーザーは斉藤の元ネタはこれと誤解しやすい。)
本家keyの公認脇役キャラとなった感はあるが、これがはちくまの影響からなのかどうかはわからない、ちなみにかのGがでたのはAIRが発売した後である、加えて斉藤というキャラはAIRにだけ登場しない・・・
久瀬G→ネタバレ注意→シナリオの年代的に斉藤の初登場作品と言える、久瀬Gでの斉藤は「シン斉藤」で統一。
魔神たちの気配を察知した久瀬に付き添って下準備をしている模様が描かれている。
途中、千鶴の手料理を食べて意識不明となるが(久瀬は嘘をついて逃げていた)、久瀬からエルクゥの細胞を移植されことなき終える、このことが原因で超肉体を手に入れたようだ。
かのG→はちくま第一作目作品から敵キャラとして登場、久瀬の手助けをするため、佐祐理さんを奪い取るためにと様々な場所で戦いを挑んでくる。
通常斉藤→最初に教室で戦う斉藤、いかにも雑魚そうな立ち絵をしている。
LV1でも簡単に倒せるため、特に苦労することなく倒すことが可能。
ジャギ斉藤→序盤の最後のボスとして登場、佐祐理さんを奪おうと必死になっている様子。
途中から銃を操り、非常に威力の高い銃攻撃を放ってくるため注意が必要。
シン斉藤→中盤学校の入り口で登場、前回やられた影響か佐祐理ではなく舞を俺の女にするためという理由で戦いを挑んでくる。実は他のようにシンではなく、のちのサイトウハジメの顔をしている。
今までの斉藤とは桁外れに強く、高威力な技を連発してくる強敵、負けると元ネタの通り自害する。
アミバ斉藤→電波塔中部で登場、はじめは佐祐理に変装しており舞を誑かそうとするが、バレた後に姿を現す。
シン斉藤に比べて圧倒的に弱く(久瀬とは比べ物にならない)、「せっかく素早い姿だったのにわざわざ筋肉キャラになって遅くなった」と言われ、仕舞いには佐祐理から「前に比べて弱くなったんじゃないですか」とまで言われる始末。
最後は元ネタ通り、足を勝手に進められ塔から落下してうわらばする、この場面が斉藤の初うわらばイベントである。
えあG→久瀬の命令であゆを助けるために様々なイベントで登場、前作かのGとは違い味方側のキャラとなっている。
えあGでは斉藤が活躍するイベントが非常に多く、別名「斉藤RPG」と言われているほど活躍している、人気キャラであるサイトウハジメはえあG5章から登場。
この作品から斉藤は必ず味方になるようになった。
アイン斉藤→1章での斉藤、北斗の拳に登場するアインの姿で登場し、あゆを保護するために戦いを挑んでくる、当然のごとく最初のボスである。
最後は往人たちを助けるために、長岡建設地下配水管を壊して陥没させるが行方不明になってしまう。
シュウ斉藤→2章の斉藤、北斗の拳に登場するシュウの姿で登場、最初は味方キャラである川名みさきに化けており、往人の力を試すために勝負を挑んでくる。
その後あゆとみちるを保護するために誘拐するが、村田の襲撃に遭い重傷に、さらに南森に捕まり、古墳ピラミッドの十字架を背負って上るが最上階で力尽き、往人に全てを託して死んでしまう。
この場面は原作北斗の拳のシュウの最後のシーンを忠実に再現しているので必見。
ジュウザ斉藤→3章の斉藤、北斗の拳に登場する雲のジュウザの姿で登場、佐祐理ピンチに颯爽と現れて川口さんと決闘を繰り広げる。
その後、川口さんによって時空を歪められた永遠の世界で登場し往人の危機を救う。
最後は登場した高槻によってやられてしまった。
レイ斉藤→4章の斉藤、北斗の拳に登場するレイの姿で登場、南斗瑞鳥(みずとり)拳を操る性能上かなり強力な助っ人なので頼りになる。
高槻が良介の姿を真似て晴香を騙そうとしているところで初登場、高槻の変装を見破り晴香と共に高槻を撃破し、あゆたちがいるA地区側へと向かう、このイベント後あゆたちに切り替えるとレイ斉藤が登場、以後はあゆたちのメンバーに入る。
途中で登場したユダ高槻も撃破したところで少年(魔神ラグランジュ)の攻撃により戦闘不能になるが、助っ人に来た千鶴に治療してもらい髪が白髪となる。
章のラストにFARGO総帥を追い詰めるが、斉藤が土壇場で使用した翼人の羽の暴走により、平安時代に飛ばされてしまう。
斉藤元(サイトウハジメ)→5章の斉藤、るろうに剣心に登場する斉藤一の姿で登場(顔はオリジナル)、全斉藤のキャラの中でも人気を誇る。
あゆたちに合流するためにイベントで暗躍、頼光四天王の薄井を倒し、決闘に向かっていた七瀬たちと合流し、渡辺綱と互角の勝負を繰り広げる、全てを悟った綱に託を頼まれ頼光と戦っている七瀬たちの勝負に牙突で乱入、頑固な頼光を説得しようと七瀬と共に頼光と戦う。
往人側では途中で合流し、共に戦ったりと鬼角の面倒を見たりと色々と世話を焼いていた。
最後は川口さんとの決闘で元の時代に帰れるための力が足りずに立ち往生しているところ、斉藤1人がパーティから外れ負担を外し、足りないパワーを渾身の力を込めた牙突で注ぎ、無事に往人たちを元の時代へと帰した。
その後の斉藤元のことは↓の平安異聞録を参考に。
平安異聞録→えあG5章、斉藤元が平安時代に取り残された後の話である。
取り残された斉藤は各所を転々と歩き回っていたが、久しぶりに再会した綱から土蜘蛛の処刑のことを聞かされる。
処刑されるのは誰なのか気になった斉藤は、牢屋でその人物を尋ねる。その人物とは同じ旅をした鬼角であった。
鬼角の態度から何かがあったのを察した斉藤は、鬼角の親友である糸月の助力を受けるため土蜘蛛の里を訪れる。
しかし糸月は自ら足を切り幽閉されていた。斉藤はすべての事情を糸月から聞き、糸月は斉藤に鬼角を助けるように命じた。それによって鬼角の代わりに自分が殺されるとわかっていながらも…。斉藤は必ず鬼角を助けると約束した。
鬼角には糸月が自ら足を切っていること等は伏せながらも、糸月との約束を果たすために、何より仲間を死なせたくなかったため、斉藤は鬼角を説得する。しかし鬼角は最後まで考えを曲げず、また逃げられないことを告げた。無理やりにでも連れ出そうと鬼角の腕を掴んだ時、鬼角は吐血する。彼女は死病に侵されていたのだった。
そして鬼角は最後に約束してくれと言う。その内容は…「糸月との約束、破ってください」と言うものであった…。
処刑の日、役人を押しのけて登場した斉藤は、せめて自らの手で幕を下ろしてやろうと涙を流し、震えるながらもその手で鬼角に手を下したのだった…。
ボー斉藤→終章の斉藤、スプリガンに登場するボー・ブランシュの姿で登場する。
平安時代に取り残された斉藤は、呼吸をほとんど行わず年月を重ねる修行をし、1000年前から生きてきて往人たちと再会した。
電波塔終盤、久瀬を往人たちの元へ行かせるためにたった一人でモンスターたちと戦い力尽きるが、LV1となって復活し、以後往人たちと同行する。
最初はLV1だがステータスが全キャラの中でもっとも高く、頼光の「翔の輪」や最高の威力を誇る「七星点心」など技も非常に強力であるので、EXダンジョン以降では主力として活躍出来る。
ロマカノ→ロマカノではかのGと同様、主人公祐一たちの敵として登場する。
ただし、EXダンジョン以降は味方となりパーティに同行する。
ガラハド斉藤→最初に戦う斉藤、顔はガラハドだが華音高校の制服を着ている、ロマカノの斉藤は基本的にこの姿でいる時が多い。
久瀬の命令により、聖徒会に仇名す祐一たちを倒すために勝負を仕掛けてくる、二段斬りを披露し地味だと馬鹿にされるなどやられ役ど真ん中である。
中盤、とある手順を踏めば元ネタのガラハドのようにアイスソードを強奪することが可能、強奪しておかないと黄泉比良坂で苦労するハメになってしまう。
ちなみにToKによると、このガラハド斉藤が普段の斉藤であるようだ。
ミスティ斉藤→2回目に戦う斉藤、聖闘士星矢に登場する白銀闘士である「リザドのミスティ」の姿で登場。
元ネタのように自分は美しいと酔いしれているナルシストであり、CG付きでセミヌードを曝すなどいかにも斉藤らしくない姿である。
だが序盤のボスにしてはかなりの強敵であり、銃で攻撃しなければダメージがごく僅かになってしまう「空気の壁」や高威力の「マーブルトリパー」を使用する難敵である。
ハーゲン斉藤→3回目に戦う斉藤、アニメ版聖闘士星矢に登場する神闘士である「ハーゲン」の姿で登場。
人の話を聞かない、融通が効かない斉藤であり、久瀬によって代行者にされた秋子さんの野望を叶えるべく、佐祐理にすら手を上げるどうしようもない斉藤。
戦闘では火、氷属性2種類の攻撃を多様し対策が難しい上に、攻撃力が高いため一気に押されてしまう可能性がある強敵。
シュトロハイム斉藤→EXダンジョン以降の斉藤、ジョジョ第2部に登場する改造ドイツ軍人「シュトロハイム」の姿で登場する。
本編後、平和が戻った学園に奇襲を仕掛けてきた暗黒軍団と高槻に応戦するが、メカ七瀬零式の攻撃で真っ二つにされてしまい、美凪とみちるの改造手術により復活した斉藤。
元ネタ通り「世界一ィィィィィィィ!!」を多様、味方キャラとなりPTに加入するが、LV1な上に装備によって能力が変動するサイボーグ型キャラのため使い勝手は悪い。
高槻との戦闘では高槻に脇役キャラの有り方を語り、「レアアイテムが簡単に手に入ったらレアアイテムではないだろう」「安心して死ね。皇帝の正体など次のダンジョンで明かされる」などの名言を残した。
はじだま→ロマカノ同様、シュトロハイムの姿で登場。
主人公の久瀬や川口さんとのボケキャラとして活躍。
ToK→ToKではメインキャラクターとして序盤から使用可能である。
斉藤専用の成長システムも用意されるなど、斉藤ファンにはたまらない作品。
ただし、シナリオの都合で本編では勝手に変身してしまう上に斉藤の成長システムは複雑なため、ToKの中でもっとも育成が難しいキャラである。
シュトロハイム斉藤→最初の洞窟でボスとして登場する斉藤。見た目はロマカノと同様だがセリフはGBのSa・Ga2での最初の洞窟のボスのパロディ。
最初のボスだけあって特殊な攻撃はしてこなく弱い。以降は登場しない。
ジャン・ピエール・斉藤→大会予選で戦う斉藤,ジョジョ第3部に登場するポルナレフの姿で登場する、斉藤にしては珍しく一人ではなく相棒の川口さんと同時に戦闘となる。
試合後に川口さんと共に仲間に加わり、以降はメインキャラとして使用可能、川口さんの逆鱗に触れてうわらばするイベントが多い。
ゲームのシステム上今作では様々な形態をとる斉藤だが、前編ではイベント用の立ち絵や戦闘用のドット絵は基本的にこの姿になる。
なお、これ以降はイベントで強制的に変身する形態についてのみ記述する。
斉藤元(サイトウハジメ)→えあGの斉藤元が再登場、魔法には弱いが攻撃力が高くやっぱり頼りになる。
前編ではシシオ真琴との戦闘中に、額に牙突をぶち込みながら登場する、牙突・零式の攻撃力の高さが魅力。
また、元脇役同盟の盟友(?)である高槻との戦闘でもこの形態をとる、この時はサイトウハジメ(強)の状態であり、シシオ真琴戦のサイトウハジメよりも強化されている。
その後はしばらく出番はないが、ゲーム終盤の角羅イベントでPTが壊滅される中、1人だけサイトウハジメの姿で復活、倒されても「修羅場を潜り抜けた数が違う」の一言で攻撃を物ともせず角羅を戦闘不能状態にする。
その後、追いついた月闇と立会い、2人の正体が糸月と鬼角であることを知り驚愕する(このときまで、過去の記憶が曖昧だったのも原因)が時既に遅し、「出来ればまた斉藤さんと糸月と3人で一緒に旅をしたかった」との鬼角の最後の言葉に対し「会えるさ、何度でもな」と最後の別れを済ませ、糸月に後のことを任された後、主人公たちの救出へと向かった。
ダイ・アモン斉藤→いつの間にか敵の中に紛れ込んでおり後編最初のボスとして戦うことになる斉藤、バスタードのマッチョな吸血鬼ダイ・アモンの姿で登場する。
超肉体が売りの斉藤のくせに強力な魔法攻撃である吸血破壊光線(アッサー・シーン)を専用スペカとして使用してくるが、前編で久瀬を倒しているプレイヤーにとっては脅威でもなんでもない。
後編での立ち絵とドット絵は、序・中盤の間は基本的にこの姿になる、HPだけ高いが他はさほどでもない能力。が光以外の耐性が高いこともあり、仲間の少ない後編序盤では肉壁に利用できたりする。
黒騎士→またちゃっかり敵の中に紛れ込んでいる斉藤、ファイブスター物語の3代目黒騎士デコース・ワイズメルが元ネタ。まさに天才としか言い様のない剣の腕と徹底的に歪んだその性格から“狂騎士(ザ・シバレース)”とあだ名される二刀流の騎士(ちなみに原作でのデコースは登場するごとに容姿が違う場合が多いが、今作の黒騎士は、原作10巻に登場する騎士団襲撃時の格好で登場する、斉藤の割に恐ろしくかっこ良いキャラである)。ただし本編中のイベントで戦うことは無く、魔将一番手の薄井戦でいきなり裏切り強力な助っ人として参戦する。
「攻撃力が非常に高い・退魔属性武器装備・命中が最強・物理を90%で回避・通常攻撃が2回・物理消費MP半減」というデタラメな性能を誇る。
余談だがメインキャラとして使用可能なのにもかかわらず再び敵に紛れ込んでいたことには意表を突かれたプレイヤーも多いのでは? 薄井戦前にメニューを開いて驚愕した人は多いことだろう。
その戦闘力は他の形態とは一線を画しており、全作品の斉藤中最強の姿なのは言うまでもなく、EXダンジョンの最奥で戦うことになる最強五人の一角を担うほどである。
変身次第ではイベント以外でも味方キャラとして使用することができ、スキルやパラメータを考えて引き継げば非常に頼りになる、斉藤は最終的に黒騎士にするのがポピュラーとなっている。
ToKの登場キャラの中でも異質なキャラであり(元ネタキャラの段階でアレだが)、相手を挑発したり逆撫でさせることが多い問題児、一人称は「僕ちん」。
後編の序盤で高槻にやられたダイ・アモン斉藤が黒騎士として敵の幹部である「魔将(パラディン)」の一員として紛れ込んでいた、イベントで登場するごとに巧みに相手を難なく撃破するほどの恐ろしい強さ(本人曰く自分は相手の攻撃を見極めて迎撃してるだけ)、白騎士曰く「デタラメな強さだな」。
薄井戦後は残念ながら(ゲームの仕様上)ダイ・アモンに戻ってしまうので本編のイベントで使用出来るのは実質薄井戦のみであるが、それ以降のイベントでもパーティの危機などに唐突に変身して登場することがある。サイトウハジメの形態と並んで、斉藤の変身キャラでは特に人気のある形態である。
ガラハド斉藤→後編の終盤で仲間に加わる時の斉藤、ロマカノで登場したガラハド斉藤の再登場だが、今回は制服姿ではなく鎧や例の剣まで完備している。
退魔属性の武器に加えて使い勝手の良いスキルをバランスよく所持しているため、それまで斉藤を全然育てていなくともそれなりの戦力にはなる。
ちなみにこの形態も本編で戦うことはないが、EXダンジョンではこの形態に加えてこれまでの作品で登場した諸々の斉藤達と戦う機会がある。
東方サッカー→ToKのガラハド斉藤の姿で「敵のGK」という名前でメインシナリオ最初の試合とサブシナリオ最後の章で登場、使用するにはその他のモードで選ぶ必要がある、とあることをすれば必殺ブロックの「冷凍剣」が使用可能になる。
能力はGKの中でも低い方であまり活躍できる選手とは言えないが、突破モードなどで敵として登場した場合はCPUのガッツ無限の仕様上、冷凍剣が非常にうざったいと評判。
余談だが冥異伝と同様、東方サッカーははちくま作品未経験者の東方ファンの購入が多かったために、「敵のGK」としての斉藤が登場したことで「こいつ誰なの?」と混乱した東方ファンは非常に多かったようだ。
解雇時のセリフはうわらばではなくあべしである。
ZIL→やはり登場、作中ではアメコミで有名なウルヴァリンの姿で現れる。
残念ながら1面のボスではないが、倒すと味方ユニットとして扱えるようになる。
冥異伝本編→色々なところで現れ、霊夢達に戦いを挑む。
アフロ斉藤→最初のボスとして立ち塞がる。石化技の「亜符「アフロ石化拳」」を使うが、マスタースパーク1発で倒される。
マスタースパークを捨てたリグルに制裁を加えようとするが、リグルの召喚した某地球防衛軍に出てきた巨大蟻の酸で倒される。このときの台詞は、同作品の兵士の台詞。
外見の元ネタは魔界学園の角井、某動画サイトで勘違いしている人が多いが、ボーボボではない。
弱肉体斉藤→黒ミサの会場に現れ、ダメージ共有の能力で魔理沙を苦しめる。
パチュリーに同人誌の良さを伝えていた。
しかし、戦闘が終われば生き返る霊夢達には能力は大して意味が無く、結局パチュリーに同人誌を持っていかれる。
その後、川口さんと共に永遠亭に現れ、魔法図書館への道を教えてくれた。
外見の元ネタははジョジョのスティーリー・ダン。
超剣術斉藤→永遠亭に現れ、妹紅を一撃でダウンさせた。永遠亭ルートでは道場で戦い、その後サイバーダンジョンでザルマンに倒される。
紅魔館ルートではてゐのソウルスティールに対する手段を編み出し、それをフランに託して死亡。
外見の元ネタはるろうに剣心の石動雷十太。
グラップラー斉藤→高槻撃破後のイベントに出てくる。
小町を撃破していると見れないので、ある意味レアキャラ。
高槻を制裁しようとするが、逆に高槻スパークで倒される。
ヒュンケル斉藤→紅色空間でキング中国と交戦していたが、レミリアの槍で鎧を破られてオルテガ斉藤になる。
外見の元ネタはダイの大冒険に出てくるヒュンケル。
オルテガ斉藤→キング中国と戦っていたが、ベホマのスペル回数が無くなり、倒される。
殆ど見殺しにされるのも元ネタ同様。
ギルガメッシュ斉藤→真・永遠亭の一番最後にある宝箱の中身を空けると出現。元ネタ同様、宝箱の中身を偽物と気づかずに使う。そして紫に隙間送りにされた。
その後、輝夜戦で突如現れ、ネクロフォビア戦の再現をする。
このときに使う「エクスカリバー」「ゲイ・ボルグ」「邪道冥皇剣」はインスパイア出来る
冥異伝EX→EXでは4つの形態で出てくる。
ヒャァ!斉藤→外見はガンハザードのビショップ。
久瀬の命令で幻想郷を荒らす指示を受けていた。
毛玉を10秒我慢出来ずに倒してしまったり、慧音やチルノを騙して一掃しようとしたりしていた。
最後は同作品に登場するヴァンツァーと呼ばれる搭乗式機械の「ウォームタン」に乗り込んで登場。
ギルガメッシュ斉藤→プリズムリバーのイベントに出てくるだけ
グラップラー斉藤→大例大祭で乱入するが、レミリアの不夜城レッドでダウンさせられ、ハイパー・グングニルで消し飛んだ。
ヒュンケル斉藤→ウォームタンを倒された後は基本的にこの形態。
久瀬を更正させようとするが、失敗に終わる。その後オウガストリートのボスとして現れる。
撃破後は、スピアードやヴァンサズと共にメンバーに加入する。
元ネタキャラの影響で魔法結界数値がかなり高く、魔法にも強い戦士キャラとして使い勝手の良さを誇る、防御&攻撃共に高めなので味方はちくまキャラの中では最強の性能である。
味方参入後は斉藤らしからぬシリアスキャラであり、東方キャラのパンチラを気にも留めないほど、平安時代を生き抜いた強敵(とも)である綱と対峙する時に残念ながら固有イベントがない、綱がヒュンケル斉藤のことをサイトウハジメだと気づかなかったのかもしれない。
ラスボス戦では強敵(とも)である久瀬相手に男キャラの心を取り戻そうと奮闘する熱い展開に、もはや主人公にしか見えないほどである、はちくま作品で腐れ縁になっている斉藤にとっては当然のことなのかもしれない。
東京市の崩壊に関して、斉藤から展開が伺えるシーンは柏木社跡地でのイベントのみ、東京市の崩壊から斉藤や久瀬がいかにして生き残ったのかが気になるところであるが、それは次回作まで持ち越しなのかもしれない
冥異伝SBネタバレ注意→ヒャアの姿で登場し、階を登るごとに本編で変身したキャラへと変身出切る様ようになる
久瀬
斉藤と同じく、ほぼ全てのはちくま作品に登場しているはちくまキャラ、はちくまの作品は斉藤と久瀬を中心に回っていると思って良いぐらいであり、この2人ははちくま作品の真の主役とも言える。
はちくま作品の久瀬は、華音高校生徒会長であると同時に退魔組織「久瀬派」の総帥でありボス、アニメ版と違いかなりの美形、斉藤とは腐れ縁で1作目のかのGから変わらずにいる親友である。
名前が「久瀬」だけな理由は、「鬼になったときに捨てた」ということらしい。
久瀬のフルネームは、冥異伝〜零〜のEXで「久瀬秀雄(ひでお)」だと言う事が判明した。
彼の元には「久瀬四天王」が控えており、炎の四天王南、大地の四天王髭、水の四天王みずか、風の四天王(風は作品によって変わる)を引きつれ、世界のため己のために行動している、四天王の中では特にみずかを比較的評価しており共に行動する場面も多い。
他人を信用(斉藤を除く)しない性格をしているため平気で人を捨て駒にするクセがあり、それをモットーにしている、ただし作品によってはこの事が原因で窮地に立たされている場面もしばしば、何でも一人でやろうとするところが悪いクセだと言える。
客観的に観ると久瀬は味方側なのだが、作品では唯我独尊の性格をしているためか敵になっている場合が多い、今のところ明確な敵であった時はロマカノのみである。
えあG攻略本の解説によると、あくまで己だけを信じ味方には絶対に真実を話さないため、久瀬が人と馴れ合うことはありえないという。
えあGEXでPTに説得されたのかと思いきや、冥異伝EXでの彼の行動はえあGEXの蒸し返しでもある、それほど東京市の件に関して憤慨していたのだと思われる。
華音高校の生徒会長という威厳から一般生徒には恐れられているようだが、かのG以前に起こった舞とのいざこざ(Kanon舞ルート参考)のことが原因で、一般生徒からは嫌われているようである。そのため、華音高校での一般業務は1人でこなしているのが常々で、生徒会補助である斉藤以外にまともな知り合いもいないため孤立していることが多いようだ、ある意味久瀬派以外とは、恐れらているだけで人望がまったくないと言える。
原作と同じく舞とは馬が合わないことが多く、佐祐理には比較的弱いようである。
ただし作品の展開上、舞と協力する場面は意外と多い。
東方キャラの中では咲夜と因縁があり(はじだま参考)、はじだま以降の作品でも何かと咲夜をかまっているフシがある。
久瀬Gとはじだまで主人公を務めており、実は祐一、往人、霊夢と並んで、歴代はちくま作品での主人公を務めた回数は2回で共通している。
非常に高い戦闘力を持っており、登場するキャラの中ではダントツの強さを誇る、えあG攻略本によると基本的に登場キャラの単体スペックでは最強のようだ。
実際に戦闘してみても恐ろしく強く、ボスである久瀬が弱かった作品など今までにないぐらいである、久瀬が全作品共通で使用してくる御馴染みの強力スペル「ヴァジュラ」に泣かされたプレイヤーは数多いことだろう。
実際に戦闘でも強い久瀬であるが、イベントでは強敵に苦戦していたり、やられ役になっている場面が多いのも特徴、もっとも久瀬がイベントで戦う相手は大抵が強キャラなため苦戦するのも無理ないわけだが・・・(かのGでは祐一たちと戦った後に月島に不意打ちされたり、えあGでは初音(初回のみ)や葉子に敗北、ToKでは黄金葉子に押されるなど、ただし設定上の全力では久瀬が上との事)
余談だが、東方冥異伝〜零〜で初めてパッケ絵にも登場した、意外にも斉藤がパッケに登場したことはない。
ただし、正式ソフトではちくまキャラがパッケに抜擢されたのは、ToK前編パッケ絵で登場した「月闇」が初である。
ToK公開まで公式HPで行われていた、はちくま作品人気投票のキャラ部門では3位となっていた。(1位は斉藤、2位は川口さん、4位は往人、5位は佐祐理)
ToK後編公開まで行われていた音楽部門では、ToKの「久瀬バトル」が問答無用で1位となっている。
ToK後編後の人気投票でもキャラが2位、戦闘曲が1位とに時期ごとに順位の変動が激しいはちくま人気投票では安定感No.1である。
原作はkey作品「Kanon」に登場する(舞ルート)立ち絵無しの生徒会長、嫌味な性格をしており問題をたびたび引き起こす舞を退学させようと迫ってくる。(だが、普通に考えると生徒会長の役柄上、久瀬の行っていることは正しいわけだが)
また、佐祐理を生徒会に引き入れようと暗躍する場面も多い。
斉藤と違いアニメにも(東映版と京アニ版)普通に登場しており(CV神谷浩史)、眼鏡をかけたいかにも生徒会長っぽい容姿である。(ちなみにロマカノの久瀬はアニメ版を基準としている)
サブキャラの中では比較的気にいられているのか、ドラマCD「水瀬さんち」のエピソードでは愉快な面白キャラと化しており主役をしている話もある。
加えて、劇場版AIRスペシャルエディションの特典で付いてくる「神尾さんち」でも特別に出演しているという侮れないキャラである。
久瀬G→主人公として登場し、突如学校に現れた魔神の手先を追って斉藤と共にものみの丘へ向かう。イベントではともかく、雑魚との戦闘ではまず苦戦することはない。
ストーリーの途中、千鶴の手料理を食べてしまった斉藤にエルクゥの細胞を移植して命を救うが、図らずも超肉体を与えることになった。
以前の舞とのいざこざが原因で一般生徒から嫌われているために、1人で段々と作業することが多いようで、久瀬Gでも全般的に久瀬は業務を1人でこなしているのが伺える。
かのG→主人公祐一たちに事件の黒幕と一方的に決め付けられ、終盤の強敵として立ち塞がる。
また、舞の特殊能力の性質を密かに見抜いていたフシがあり、ラストバトルではテレパシーでそれを教えた。
実際には、四天王や斉藤を使って魔神や月島たちと戦うために下準備をしていただけであるが、久瀬がエルクゥの力を吸収し過ぎたために人を外してしまった。
外見はアトラク・ナクアの銀(しろがね)互換であり、後にえあGの比良坂初音との戦いで久瀬の正体が判明する。
EDでは、生徒会長として卒業式で舞に卒業証書を渡す場面もあり、しっかりと生徒会長としての役目も務めている。
ボス戦では非常に強力な敵であり、かのG屈指の強ボス、3形態あるので3戦連続で戦わなければならないうえに、この時点では栞が離脱しているため回復薬が乏しいというデメリットもある。
風、火、氷、雷の属性攻撃に加え、金縛りや恐怖の状態異常攻撃を多様してくる上に鬼の爪での一撃が非常に痛い、そして3形態目で使用してくる「ヴァジュラ」の威力は強力で、防御していなければ瀕死になってしまうほどのダメージを受けてしまう。
3形態目はしばらくは千鶴がオート参戦してくれるが、すぐにやられてしまうためにあまり当てにはならない。
えあG→華音市に舞台が移る3章から登場、今回の久瀬は外見上は銀が元ネタではなく、ニトロプラス処女作「-PHANTOM OF INFERNO-」に登場するレイモンド・マグワイアである。
あゆを守るという目的のため基本的に味方だが、「目的のためなら手段を選ばない」「必要とあれば仲間すらも捨て駒にする」といった容赦のない行動のため、主人公往人とは意見が合わないところがあった。
華音高校で比良坂初音と対峙し戦うが、初音に己の未熟さを愚弄され敗北してしまう、この時の初音の台詞から、久瀬は銀(しろがね)の子孫であることが判明する。
その後、傷ついた千鶴を治療するためにエルクゥの力を使い心臓マッサージを施すなど意外な一面も見られる。
4章ではFARGOに潜入するために柏木旅館に訪れ往人と再会、潜入するPTを考案するなど生徒会長らしき一面を見せる、その後B棟のメンバーの危機に颯爽と登場し再び比良坂初音と対峙し激闘を繰り広げる、この時初音から「人を外れるのが恐ろしくて本来の力を出せない」と煽られていた。
終章で再び登場し、FARGOと決着を付けるために合流したPTと共に電波塔に侵入する、月島とかのG以来再び対峙するが、自分と月島の前作での状況の違いを説明した上で呆気なく撃破する(この時、一度もダメージを喰らってなかったらしい)。
比良坂初音と決着を付けた後は、PTの前に立ち塞がる葉子と対峙するが、葉子の力の前に叩き伏せられるも彼女の技を直接往人達に見せることで彼らの勝利に貢献、さらに勝利後は何事もなかったかのようにあっさりと復活した。
その後はラスダンに向かう往人たちに斉藤を同行させ見送った。
えあGで実際に久瀬と戦えるのはEXダンジョンであり、前作を超える強さでえあG最強のボスとして戦える(EXラスボスはフレイザードだが、強さでは久瀬の方が上である)。
かのGと同様3形態ある上に、属性攻撃、即死攻撃、高倍率攻撃、状態異常攻撃を仕掛けてくる強力なボス、並みのPTでは2形態目でやられてしまうほどの強さである。
3形態目で本編で発揮出来なかった「インドラ」形態になるが、この形態はHP9999ある上に、4倍単体攻撃の「エルクゥ無呼吸連打」、即死攻撃の「狩人の一撃」、入植剤を持っていなければ999回復されてしまう「エルクゥの超再生」、そして全体高威力雷攻撃の「ヴァジュラ」など強力な技ばかり仕掛けてくる。
戦闘後、PTから「久瀬は1人ではなく仲間がいる」ということを助言され、改めて久瀬は自分が1人でないことを実感する。
ロマカノ→かのG、えあG同様、華音高校の生徒会長であるが、ここでは最初から敵(およびラスボス)として登場、校内放送で「アビス(奈落)の門を開いた」と宣戦を布告する。
外見はアニメ(東映版)に準拠しているが、話が進むと外見が変化し、髪は長くなり服装も制服から竜闘衣(ドラゴンローブ)に変化する。ちなみに服装元ネタはグローランサー靴離凜ンセント・クロイツァー将軍。
ロマカノの久瀬は竜を倒して生き血を浴びた勇者の子孫で、ボス戦では竜の名を冠した必殺技を繰り出してくる。
ロマカノの久瀬は、性格がJOJO第二部のカーズ互換のためか他作品以上に手段を選ばないところがあり、「秋子さんと取り引きする振りをしてニーベルングの指輪をはめさせて裏から操る」「香里と一騎打ちに応じる振りをして騙し討ちし、オーディンサファイヤを奪う」「四天王や神聖徒を仲間と思っておらず、目的達成の捨て駒としか思っていない」など、冷酷な悪人ぶりを発揮する。
また、アビスの門を開いた理由は、許婚であった佐祐理を祐一と舞に奪われた腹いせであった。
EX以降は、前回の傷が癒えていないために斉藤を祐一たちに同行させ、黄金制服を必ず取り戻してくるように命令していた。
本作ロマカノは全はちくまRPGでもっとも難易度が高い作品と評されているが、久瀬も例外ではなく全はちくま作品の久瀬の中でも屈指の強さである。
久瀬とは作中2回戦い、真ワルハラ高校戦の久瀬は戦闘前にバルムンクの剣を装備していないと絶対に勝てない戦闘となっている。
戦闘では様々な状態攻撃、高倍率攻撃、属性攻撃を今までの作品のように多用し、強力な全体雷属性攻撃の「ヴァジュラ」、高威力単体攻撃の「オーディンソード」など危険な技が多い。
そして終盤になると会話イベント後、全体高威力物理攻撃であり、防御しなければまず戦闘不能にされてしまうほどの攻撃力を誇る「双竜破」を使用してくるようになるが、この状態では一定ターンで双竜破を使用してくるようになり、バルムンクの剣を装備したキャラでとあることをしないとダメージがまったく与えられない状態になる。
ラスボス戦の前半は久瀬の配下にいる魔神「プシュケー・プラクティコス・ソーマ」と戦闘になる、この戦闘でオーディンサファイヤを使用していない場合はラスボス自体が強化される。
撃破後魔神久瀬と戦闘になるが、歴代最強の久瀬であり最強のラスボスであるように恐ろしい強さを誇り、防御半減させなければまともにダメージが入らない上に今までのボスが使用してきた必殺技を通常必殺技として使用してくる。
全体複合状態異常攻撃の「カノニクルレクイエム」、全体即死攻撃の「積戸気冥界波」、高威力全体攻撃の「バイキングタイガークロー」「ダブルドラゴンブリザード」、全体支配の「イビルウィスパー」、ダメージを跳ね返す「フェイタルミラー」、4倍攻撃である「魔神粉砕」など恐ろしい技ばかり。
もっとも恐ろしい必殺技であるのが、全体固定666魔属性ダメージ技である「グレイテストエクリップス」であり、魔属性耐性を装備していなければ一撃でPTが壊滅してしまう恐怖の必殺技である。
終盤になると力を失い弱体化するので非常に楽になるが、単体固定777ダメージである「テリブルプロビデンス」を使用してくるので油断は出来ない。
オーディンサファイアを使用していなかった場合は、「全ステータスが2倍になる」「グレイテストエクリップス使用後の回復チャンスがない」「終盤の弱体化イベントが起こらない」などの、真サルーインもびっくりの超性能ラスボスと化す。
はじだま→本作の主人公であり、眼鏡をかけた水色の髪と白い制服という容姿で登場、華音高校の生徒会長であることは変わらず。
お調子者の斉藤にツッコミを入れたり、やってきた紅魔館のメンバーに手を焼くことも多い苦労人。
幻想郷を訪れる前の咲夜とはふとしたことで知り会った仲、失踪した咲夜を久瀬はずっと気にかけていた。
真ルートではパチェのスペルである「シルフィホルン」を使用する意外な場面もある、久瀬vs咲夜イベントは途中でフェードアウトするが、恐らくこの時に咲夜の「ザ・ワールド」に入門して習得したのだと思われる。
真ルートでの咲夜の扱い方や本作以降、何かと久瀬は咲夜と関連付けられていることが多い。
ToK→前編では序盤から大会参加者として久瀬四天王を引き連れて登場するが実際に戦うのは決勝戦となる。
外見はロングの茶髪で黒服とサングラスを身に着け、剣を構えている、以降の作品でもこの出で立ちで登場しており、久瀬のイメージはこれで固まったものと思われる。
この作品で、久瀬の妹であるオリジナルキャラ「華音」が登場した、恐らくKanonの舞台である華音市が元ネタだと思われる。
「私は久瀬、覚えておくといい、大会で優勝する男の名前だ」などと相変わらず俺様的唯我独尊な性格で往人に嫌味ごとを言う場面も多いが、本作ではかませ犬の役目を妹の華音が担っているためやられ役の印象が薄く、ちゃんと格好がついている。
大会主催者であるカリフを抹殺するために行動しているが何かと往人たちの世話を焼くこともあり、高槻たちの罠に陥った往人をザ・ワールドを使用して助ける場面もあった。
はじだまのルーツを辿っている様で(咲夜から喰らって学んだと言っているが、これははじだまでの時止めイベントのことである)、本作から久瀬は「ザ・ワールド」を使用するようになった、久瀬曰くザ・ワールドは消費が激しいのでカリフの血の呪いで消耗した身体では無闇に使用することは出来ないらしい。
前編ラスボスに恥じぬ強さを誇り、決勝で戦う際には本人の提案により1対5となるがそれでもなお苦戦を強いられるだろう。
前編のラスボスという形で戦闘することになるが相変わらずの強さであり、久瀬に太刀打ちできずやり直す人は多い。
高威力一列攻撃の「大地斬」、全体風属性高威力攻撃である「ヴァジュラ」、攻撃力上昇の「ウエポンブレス」、状態異常スキルの「ミークストーン」「テンプーション」などどれも嫌らしいものばかり。
HPを減らしていくごとに発生する会話イベントごとに、全体即死技の「アナザーディメンジョン」、全体魔属性固定666ダメージ技の「ギャラクシアンエクスプロージョン」、そしてPT全体の動きを7ターンストップさせる「ザ・ワールド」など致命的なスペカを使用してくるので容赦がない、対策をしていなければあっというまに全滅してしまう。
なお、みずかをえいえんの世界で倒していない場合は2対3で戦うことになるうえ、二人の能力値も1.5倍ほどになっている上に、久瀬のスキルが増加していることに加えて初めからスペカを連発してくるため真っ当な手段ではまず勝ち目は無い。
後編では終盤に敵側の主力として登場、その際にはサングラスを外し、聖闘士星矢の双子座のサガの冥衣を纏っている。
舞、みずかと共にカリフの館に奇襲を仕掛け葉子と元ネタ通りの激闘を繰り広げる。
迷いを振り切り発動させた「ToK(テスタメントオブクゼ)」で葉子を撃退することに成功するが、非道な久瀬の行いに激怒した斉藤(黒騎士)の一撃でやられてしまう、しかし全ては255Fへの道を開き往人たちを観鈴の元へ行かせるための行いであり、往人に全てを託して息絶える。
その後、ラスダン終盤で嘆きの壁を破壊するためにその他やられてしまった黄金戦士たちと共に復活、十二神将全員の力を結集させたToK(テスタメントオブクゼ)を放って嘆きの壁を砕いた後消滅する、この時の久瀬の台詞「バトルごっこの続きはあの世でな」は本作屈指の名台詞である。
EXダンジョンではちゃんと戦う機会もあるが、ToKを連発してくる久瀬自身の強さも尋常でないうえ、他の神将達(新旧合わせて彼含めて14人)との同時戦闘となるので一週目で勝利を得るのは難しいだろう。~ザ・ワールドを使わないでくれるのがせめてもの救い。
今作のタイトル「退魔塔神ハチクマToK」は、彼のスペカである救世「テスタメントオブクゼ」の略であると思われる(嘆きの壁イベント時には葉子と久瀬がToKと略している)、はちくまの公式見解はないが(好きなようにお考えくださいとりんばら談)、この発言はToK後編が発売される前の発言なため、単純にネタバレ防止で発言した可能性が高いと思われる。
また、そのタイトル通りに久瀬が活躍するため、久瀬はToKの裏主人公的な存在であると言えるだろう。
東方サッカー→本作の実況は基本的に霖之助であるが、彼が選手として出場するメインシナリオEXマッチ後半などでは代わりに久瀬が実況を担当する、姿はToKと一緒である。
ちなみに前半戦から久瀬が実況を担当する試合で試合開始前にしばらく放置することでセリフを聞くこともできる。
またデバッグ用の選手としてデータは存在しているのだが通常は雇用できず、グラフィックも無い。
斉藤と同じく、はちくま新規の東方ファンからは「こいつは誰?」としたらばスレでも良く言われていた。中には斉藤と同じく東方キャラではないためか、非難を持つ人も少なからずいたようだ。
冥異伝本編→→久瀬四天王と共に中盤以降に登場、ToKと外見は同じだが白いコートを羽織っている(服装の元ネタはるろうに剣心の蒼紫)
霊夢たちに目障りな魔神三人衆を倒してくるように、退魔武器を渡して指示してくる。
後半、動き始めたその矢先に南と髭の不甲斐無さもあってか、紅魔館ルートでは咲夜の裏切りに合い決闘で負ける、永遠亭ルートでは咲夜が離脱し、その後らきすたキャラにやられてしまう。
何の見せ場もなくあっさりと退場してしまうが、それはEXへの伏線であった・・・
冥異伝EX→EX開始後、OPで決闘に負け続ける模様が描かれる(遊戯王GXの丸藤亮互換)
その後高槻に誘われ地下デュエル場で咲夜と対戦しボロボロにされるが、「相当の出番があれば良い」と強情を張る久瀬に「勝とうとしたことはなかったんじゃないか?」と高槻から助言される。
成す術なく敗北しかける久瀬は「負けたくない」という一身で覚醒、漆黒の外見を纏った「クゼカイザー」となり、咲夜をリスペクトしない戦法で叩きのめす。
以後は「クゼカイザー」となり、強さだけを求める狂戦士へと変わり、同じ久瀬派の髭や斉藤、ミズカをも倒し、途方もない強さを手に入れた。
大例大祭終了後、離脱した風の四天王咲夜の穴を埋めるために、平安時代から渡辺綱と坂田金時を召喚し久瀬派に加えた。
一応は魔将軍スリーダイヤモンドを消すのが第一の目的だったようで、空中庭園では主人公たちに転移で綱たちを送り力を貸す場面もあった。
スリーダイヤ撃破後、主人公たちを「東京市の危険分子」と見なし、「自分が負けたら帰って良いが私が勝ったら黒幕を倒す手伝いをしてもらう」と主人公達を「決戦の地」へと転移させた。
この時、既に元の久瀬に戻っており咲夜曰く「無慈悲」「クゼカイザーでの戦いで何かを悟った」と咲夜は久瀬と戦うのを恐れていた。
EXのラスボスである本作の久瀬、その強さは「歴代はちくまRPGでロマカノを超える最強の久瀬」と評されている。
1〜3形態目まである上にどの形態も恐ろしく強い、まさにEXのラスボスと呼ぶに相応しいだろう。
ラスボスである久瀬は、人間である限り強さに限界があり「魔神になってでも強さを手に入れる」という思念で戦っていたが、強敵(とも)である斉藤に「孤独故に弱い」「脇役からやり直せ!」と活を入れられる。
撃破後「私は孤独だ」と呟く久瀬に対して、久瀬四天王の3人から励まされ、咲夜からは「孤独ではありません、最強の四天王がついている」と久瀬は孤独ではないことを伝えられた。
久瀬と咲夜はお互いに気を使っていた感じではあったが、最後は四天王を辞め「メイド」に戻り、レミリアの元へ帰っていく咲夜に感謝の言葉を送り、最後まで東京市を守ることを決めた。
余談だが、冥異伝での「テスタメントオブクゼ」は、「救世英雄を使用しないと結界を敗れないほど弱体化する」という久瀬が言っている通りの仕様のようでかなり弱体化しているようだ、実際にToKでは無属性の全体攻撃であり最強の攻撃あったのに対し、冥異伝では貫通防御無視攻撃になっている。
ちなみにラスボス戦での久瀬が言っている「鬼神力」「龍神力」とは、それぞれかのG〜えあGの「エルクゥの力」、ロマカノでの「龍の血」のことである、詳しくは不明だが両方の力を操ることが出来るようになったのだと思われる。
「魔神力」はToKの魔将と同系統のものであるが魔神細胞を埋め込んだわけでは無いらしい。
また退魔士である久瀬ににとって魔神の力は相反するもので魔将よりも拒絶反応が強く、冥異伝で苦しんでいたのはそれが原因のようだ。
冥異伝の久瀬は黄金聖服や救世英雄などの武具を装備していなかったので、結果的に今回の久瀬も全力を出したとは言えないだろう、冒頭の台詞を聞く限りでは「救世英雄」自体はどこかに存在しているようである。
久瀬が守りたいと願う廃墟と化した東京市・・・・・・・そこまで守りたい東京市とは、歴代作品を考えれば想像がつくであろう。
崩壊した東京市、一体えあG後の久瀬たちに何が起こったのか、その謎は次回作以降になればわかるであろうか。
冥異伝SBネタバレ注意→主人公として最初から登場。SBでの戦闘は殆どが久瀬一人で担当するようになっている。
たいやき屋のおやじ
意外にも斉藤、久瀬に次いで多くのはちくま作品に登場しているはちくまキャラ。
原作はkey作品「Kanon」に登場する(あゆルート)立ち絵無しのたいやき屋のおじさんだが、はちくま作品では(ロマカノを除いて)「北斗の拳」のウィグル獄長の姿で登場し、華音市の「鬼の哭く商店街」でたいやき屋を経営している。
退魔組織「久瀬派」の一員という訳ではないが、総帥の久瀬から融資を受けているため、その理由で参戦している部分がある。
序盤の強敵として立ちはだかり、「蒙古覇極道」「泰山流千条鞭」などのウィグル獄長の技を駆使して主人公たちを苦しめる。バリバリの肉体派のため近距離戦は得意だが、その反面搦め手や遠距離攻撃、魔法攻撃には滅法弱く、炎の四天王南にはそれが理由で連敗している。冥異伝零に至るまで必ず毎回南と沢口の兄弟のどちらか(元ネタのONEでは同一人物)にやられるのは最初のボスが斉藤と並んではちくまの伝統である。
久瀬G→鬼の哭く商店街でたいやき屋を営んでいるが客が滅多に来ないため赤字がかさんでいた。何故か爆薬を隠し持っていたが、久瀬が借金帳消しと追加融資の条件を提示するとあっさり譲り渡した。
かのG→何度も食い逃げを働くあゆから天使の人形を奪い主人公祐一たちに戦いを挑むが敗北し、炎の四天王南に始末される。その時、天使の人形は南に奪われた。
えあG→3章から登場し、食い逃げを働いた茜とあゆに制裁を加えようとしたところへ主人公往人と遭遇、倒されてしまう。その後、久瀬派を裏切った南によって屋台を破壊され、おやじ自身も重傷を負わされてしまう。
終章でようやく傷が癒え、電波塔攻略時には地位に実力が伴わない南に代わって炎の四天王に格上げされる。Dブロックでは香奈子との戦いに勝利するが、その後のカーネル教師の音無瀬拳の前にあっさりと敗れる。
EXダンジョンで斉藤元と一緒に登場し、戦いを挑んでくる。
ロマカノ→かのG、えあG同様、鬼の哭く商店街でたいやき屋をしているが、ロマカノが聖闘士星矢をネタにしているせいか、おやじも黄金聖闘士のアルデバランの中年版の姿で登場した。必殺技もウィグル獄長の技ではなく、「グレートホーン」互換の「タイヤキホーン」であった。
本来なら足元にも及ばない強敵のはずだが、序盤では手加減をしていたのか、祐一たちが食い逃げに成功するとあっさりと負けを認め、忠告を残して去っていった。
久瀬の召集に従い馳せ参じようとした時に南の闇討ちに遭い、返り討ちにしようとしたところへ南の双子の兄弟・沢口に奇襲された。
EXダンジョンのサンクチュアリでも登場し、金牛宮に立ち塞がるが、ここでは流石に本気を出して戦っていた。
ToK→前編では第一試合の対戦相手「食い逃げチーム」としてあゆと茜と共に登場する。この時は外見も技もえあG以前のウィグル獄長のものである。
本作ではダンジョンの探索がメインでたい焼きの屋台が登場することがないため、彼が何の仕事をしている人なのか判断することは難しい。一応エプロンは着けているのだが。
後編ではロマカノ同様牡牛座のアルデバランの姿で登場する。ちなみに前編で登場したウィグル獄長版おやじの兄という設定である。
技もアルデバラン本来のものとなったことでたい焼きとの接点は完全になくなり、もはやただのおやじとなってしまっている。
冥異伝→高槻の誘いに応じ、南森と村田の三人で霊夢たちに喧嘩を売るが、魔理沙にあっさりやられてしまう。その時は小手調べだったようで後日再戦するが、結局あっさりと負けてしまう。
久瀬の拠点に招待された時は門番として立ち塞がったが、元より実力を測るためだったようで霊夢が強いとわかるとあっさりと道を開けた。
冥異伝EX→久瀬の護衛を任されていたらしく、久瀬を追おうと電波塔に向かうも最初の番人である南に「久瀬は誰にも会わない」と言われ一瞬で倒される。しかもその後に来た早苗一行(主にアリス)に邪魔だと言わんばかりに無言で蹴られ、南撃破後も一切おやぢの事は触れられなかった。
冥異伝SB→最初からPT入れ替えポイントで仲間に出来るにもかかわらず冒頭イベントでは一切触れられず、メンバーに加えていようとも存在していないかのように扱われている。(大妖精が仲間になる時に「人員不足してませんか?」の問いに、久瀬、南、髭、ミズカ、斉藤、Pバタそれに加えておやぢがいるはずなのに髭に「昆虫1匹含む6人丁度」などと完全にスルーされているような扱い)村田や南森が仲間になる時でさえなんのセリフももらえなかった。哀れ
ミズカ(みずか)
久瀬派四天王の一人で「水」の称号を与えられている。
久瀬の懐刀のような存在で、四天王の中で久瀬からの信頼が最も篤い。
原作はkeyスタッフの多くがかつて所属していたTacticsの「ONE〜輝く季節へ」のメインヒロイン長森瑞佳の幼年期を模した少女「みずか」である。
原作では主人公浩平が妹みさおと瑞佳の記憶を混在させてしまった存在であり
直接的には瑞佳とは関係無いものであった。はちくまにおいては、長森とは別人格の同一人物であり、久瀬派がピンチになると四天王として覚醒する。
「えいえんの世界」という異世界の番人であり、空間を操る魔法を最も得意とするが、水や氷を操る魔法も自在に使いこなす、ロマカノ以降から戦闘直後に使用してくる「メイルシュトローム」など強力な水スペルを操る魔法型の少女である。
久瀬G→異空間へ逃げた魔神を追跡する久瀬たちを妨害する妖狐(死村妖子)の相手をするために参戦。敵には逃げられたが十分すぎるくらいに時間稼ぎを果たした。
かのG→本編の初登場は久瀬の召集に応じて、南や髭と共に華音高校に馳せ参じた時。髭と茜はみずかが長森の別人格であることを知っていたが、何故そうなったかは詳しく述べられなかった。
久瀬から遊撃班として、南や髭のサポートを命じられるものの、南は病院で太田香奈子に敗北(南が持っていたあゆの人形はみずかに回収された)、髭も祐一たちに敗れてしまった。久瀬の邪魔をする祐一、舞、あゆを永遠の世界に閉じ込めるが、永遠の世界のシステムを知るあゆによって水疱に帰した。
電波塔でようやく魔神たちを追い詰め永遠の世界に引きずり込むが、月島の毒電波の影響を受けた異空間を作ってしまった。
EDで大人の長森瑞佳が登場するが、久瀬派として活動していた時の記憶は欠片も残っていなかった。大人の長森と子どもの長森との関わりは未だに判明されていない。
えあG→かのGに続いてえあGでも四天王として登場する。大人の長森は2章の裏山の公園で登場するが、ルートの進め方によっては登場しない場合もある。
みずかに出会えるのは3章になってからで、月島がつくった毒電波空間に登場する。この時は本体の長森が覚醒していなかったため、本来の力が発揮できなかった。
終章で覚醒状態で再び登場し、北川、美汐、おやじと共にDブロックを担当。攻略後は皆を香里に任せ、自分は久瀬の元へ援軍に行く。魔物の大群を相手にしようとしていた久瀬に初音の義母・奏子を地上へ送るよう命じられた。
EDではラスダンから脱出する往人たちを外側からサポートした。後日談で大人の長森が登場するが、やはりここでも久瀬派としての記憶は欠片も残っていなかった。
ロマカノ→かのG、えあG同様、水の四天王として登場する。ロマカノは聖闘士星矢をベースにして作られたが、この時のみずかはまだ聖徒としての設定はなく、永遠の世界の番人という設定はそのままに「メイルシュトローム」(元ネタはロマサガ3。元ネタの技同様即死効果がある)という新必殺技が加えられた。
華音橋で祐一たちを永遠の世界に幽閉するが、あゆのエターナルカノンによって水泡に帰してしまった。
ToK→前編では序盤から大会参加者として久瀬四天王の一人として登場するが実際に戦うのは決勝戦となる。服装は水色のメイド服のような格好で登場。
往人たちをかなり意識していたフシがあり、大会編ではことあるごとに挑発してくる。
大会主催者であるカリフを抹殺するために行動しているため、久瀬を不戦勝させるべく塔の20階で待ち構え、えいえんの世界に引きずり込んだ。この作品のみずかは聖闘士星矢の水瓶座のカミュ互換であり、ボス戦では「オーロラエクスキューション」を使用し、ロマカノで登場した「メイルシュトローム」や「マッドサンダー」などの必殺技を使用してくる。
なお、みずかをえいえんの世界で倒していない場合は2対3で戦うことになるうえ、二人の能力値も1.5倍ほどになっている上に、久瀬のスキルが増加していることに加えて初めからスペカを連発してくるため真っ当な手段ではまず勝ち目は無い。
後編では終盤に敵側の主力として登場、聖闘士星矢の水瓶座のカミュの冥衣を纏っている。
久瀬、舞と共にカリフの館に奇襲を仕掛け葉子と元ネタ通りの激闘を繰り広げる。
久瀬の「ToK(テスタメントオブクゼ)」発動を促し葉子を撃退することに成功し敵討ちに来た美凪にも勝利するが七瀬のライトニングプラズマに倒れた、しかし全ては255Fへの道を開き往人たちを観鈴の元へ行かせるための行いであり、往人に全てを託して息絶える。
その後、ラスダン終盤で嘆きの壁を破壊するためにその他やられてしまった黄金戦士たちと共に復活、久瀬に力を託し、ToKの反動により消滅した。
EXダンジョンでも登場し、他の神将達(新旧合わせて13人)と共に戦いを挑んでくる。ちなみにこの中では弱い部類であるが、即死効果のあるメイルシュトロームが多少厄介である。
冥異伝→たいした見せ場も無いまま咲夜に倒される、今回はローブ姿となった。
冥異伝EX→クゼカイザーとなった久瀬を元の久瀬に戻そうと奮闘する姿がイベントで確認できる、長年久瀬に付き合っているみずか故だろうか。
大霊祭後は電波塔最後のボスとして立ち塞がる、今回もロマカノで登場した「メイルシュトローム」や「マッドサンダー」を使い、えいえんの世界に引きずり込んで戦闘から除外する技も使う。更に、「ハートオブシュトローム」「ドレインシュトローム」「アルティメットシュトローム」と言ったメイルシュトロームの亜種技を使う。過去作品のみずかと比べると、即死や除外を多様してくるうえに魔法の攻撃力が異常に高い、さらには障壁のおかげで攻撃が当てにくいなの、過去最強のみずかと言える強さである。
その後はスリーダイヤのイベントで幻影として登場しスリーダイヤを束縛するなどして活躍する、EDの様子だと髭、南共々、永遠の世界から久瀬を見守っていたのだと思われる。
余談だが、光と闇の狭間に立つ久瀬派にあって裏切りや仲間割れはよくある(南もえあGの時はFARGOに寝返っているし、冥異伝零でもボスの久瀬自身が部下を切り捨てている)。それゆえ、万が一に備えてお互いに切り札を見せ合わないようにし、奥の手もよほどのことがない限りは滅多に使わないようにしているようだ。
冥異伝SB→初期からメンバーとして参加、防御面が弱いのですぐ戦闘不能になるがメイルシュトローム系のスペルはかなり使える。久瀬を防御特化にして敵スペル切れ作戦を狙う場合はアタッカーとして活躍も可能。
髭
久瀬派四天王の一人で「地」の称号を与えられているが、地を連想させる技を使うシーンは(冥異伝を除いて)ほとんどない。
原作はkeyスタッフの多くがかつて所属していたTacticsの「ONE〜輝く季節へ」の主人公浩平のクラスの担任で、本名は渡辺茂雄。生徒が一人くらい増えても気にしない大らかな教師である。
外見は「北斗の拳」のハート互換で、脂肪の壁に守られた肉体はいかなる物理攻撃を弾き返す。見かけによらず久瀬派の中では穏健派なのだが、自分の血を見ると我を失い、周りにいるものすべてを殺して回る殺人鬼と化してしまう。
久瀬G→ものみの丘でムーンライト達が放ったモンスターに追い詰められていた久瀬達を助けるべく、南と共に登場。
かのG→本編の初登場は久瀬の召集に応じて、七瀬や茜を連れて華音高校に馳せ参じた時。
茜を囮に駅前でマークしていたが祐一たちに敗北し、みずかによって永遠の世界に閉じ込められてしまった。EDでは何故か脱出できたようで、学校では何事もなかったように教壇に立っていた。
えあG→初登場は3章のものみの丘。華音高校教師の石橋とは同級生で、華音高校の卒業生だった。真琴を守るために戦いを挑むもあっさりと逃げられ、葉子のFARGO柔破斬の前に敗れ去った。
終章でも登場し、蜘蛛の巣に引っかかった往人たちを救うべく飛行機に乗って初音に特攻した。
EXダンジョンでも登場し、南とみずかと共に登場する。
ロマカノ→外見はハート互換ではなく、アニメ版聖闘士星矢のアスガルド編に登場するオーディンの神闘士・ガンマ星フェクダのトール。しかし物理攻撃が聞かないというのはやはりハート互換である。
学生時代は札付きのワルだったが、秋子の優しさにふれて改心。模範生徒になったという。
駅前で祐一たちと戦いを挑むが、話の展開はアニメでの流れそのままだった。
ToK→前編では南、郁未とともに久瀬派第2チームとして参加。しかし南以上に見せ場もなく敗退する。スピアードの乱闘の際は準決勝進出のチームを守るため、敗退チームを集め対抗させるももろともやられる。久瀬敗退のあと、カリフ打倒の無念の声を上げながら死亡した。
後半では闇騎の一人として復活し、郁未とともに(無謀にも)葉子に戦いを挑む。当然のごとくあっさりとやられ、えあGのときのようにバルゴ柔破斬でやられ、郁未共々消滅させられた。
EXダンジョンでは久瀬四天王戦で登場、しかし問題外なほど弱い。地下ダンジョンの雑魚敵の方が強いとまでいわれるほどである。
冥異伝→外見はハートではなく、同作品の山のフドウ。でも、物理が効かないのはやっぱりハート互換。紅魔館(もしくは永遠亭)に攻め込むが、スカーレット柔破斬(もしくはアポロ柔破斬)にやられ、ひでぶした。
冥異伝EX→久瀬四天王として、電波塔2番目のボスとして立ち塞がる。
撃破後はレミリアと永琳のダブル柔破斬により、やっぱりひでぶした。
作中で、髭が退魔士道場の師範であり、久瀬が髭の元弟子だったことが判明する。幼少の頃から並々ならぬ才能を発揮していた久瀬は、髭から免許皆伝の証である「ヴァジュラ」を授けられた。
冥異伝SB→初期からメンバーとして参加、物理防御特性は高いが金属性以外の魔法防御特性がかなり低い。しかしSBでは他にろくなキャラもいないので何かと後半まで使われるであろうキャラ。
南
久瀬派四天王の一人で「炎」の称号を与えられているが、炎を連想させる技を使うシーンは(冥異伝を除いて)ほとんどない。
原作はkeyスタッフの多くがかつて所属していたTacticsの「ONE〜輝く季節へ」の主人公浩平のクラスメイトで、本名は南明義。ヒロインの一人・里村茜の前の席の生徒で、浩平に沢口と名前を間違えられたことがある。
外見は作品ごとに異なるが、口元にマスクをしているのが共通する特徴である。
飛び道具が得意だが肉弾戦は苦手で打たれ弱く、多くのはちくま作品で「最弱」と称されている。久瀬が南を四天王に据えた理由は不明だが、たいやき屋のおやじには毎回勝利している。
久瀬G→ものみの丘でムーンライト達が放ったモンスターに追い詰められていた久瀬達を助けるべく、髭と共に登場。
この当時の斉藤はまだ超肉体を得て間もないこともあって、四天王でない彼を格下に見ていたフシがあり、登場した時はあからさまに侮蔑するところがあった。
かのG→本編の初登場は主人公祐一たちに敗北したおやじに制裁を加えた時で、その後は久瀬の召集に応じて華音高校に馳せ参じた。
久瀬Gでも気が荒い描写はあったが、かのGでも同様で、隙あらば仲間であるはずの「風」の四天王・千鶴を攻撃するつもりだった。やたらと態度が大きいがクラスメートの七瀬留美には頭が上がらず、EDではへりくだる場面もあった。
南と戦うのは市立病院で真琴の見舞いに来た時であり、いきなり祐一たちに襲い掛かるもののあっさりと返り討ちにされてしまう。その後、屋上へ逃げたところへ太田香奈子に一撃で倒されてしまった。
えあG→「るろうに剣心」に出る飛翔の蝙也の姿で登場。高額の報酬に目がくらみ、仲間であった筈の久瀬を裏切ってFARGOに鞍替えした。3章のおやじ戦後に登場し、FARGO12使徒・飛翔の南と名乗って屋台もろともおやじを始末した。
華音高校でFARGOから逃げる美汐と瑠璃子を追っている時に往人たちと遭遇、あっさりと返り討ちにされた上に佳乃の手でヨワヨワ君二号に任命され、挙句に七瀬にタコ殴りされてしまった(実際ダイナマイト攻撃さえ気をつければ連打だけでも勝ててしまうほどの雑魚である)。
終章で村田と共に久瀬派に合流するが、出番を求める北川と美汐に弱小コンビ呼ばわりされ、出番を奪われた挙句におやじから炎の四天王の座を奪われる。虚数空間「終の空」でも懲りずにやって来るが、あっさりと退場させられてしまった。
EDでカーネル教師と共にFARGOを結成しようとするが、乱入してきた葉子に企みを潰された上に瞬殺されてしまった。
EXダンジョンにも登場するが弱いのは相変わらずであり、敗北後はみずかによって永遠の世界に追放された。
ロマカノ→ロマカノが聖闘士星矢をベースにしているため、黄金聖闘士・蟹座のデスマスクの姿で登場する。えあG,かのGでは弱いのが定番だったが、この作品の南は黄金聖服と必殺技の積尸気冥界波のせいでかなり強くなっている。この作品から沢口が生き別れた双子の兄弟であるという設定が付けられた。なお、今回もおやぢを倒しているが、実はそれは沢口が不意打ちで倒したものである(本人は自分の手柄と思い込んでいたようである)。
ボスの久瀬が悪党と知りながら嬉々として従い、「力こそが正義」と称して敵対するものだけでなく女子供も巻き添えに殺してしまう。そんな悪行が祟って、黄金聖服から見放されてしまった。
その後の沢口との戦いの隙を付いて祐一たちもろとも兄弟の沢口すらも殺そうとするが、怒りに燃えた香里によって黄泉比良坂に叩き落されてしまった。
EXダンジョンでは偽教皇によって黄泉比良坂から救い出され、一度見放された黄金聖服をセメダインで無理やりくっつけて登場した。黄金聖服のせいで南のくせに固く、攻撃も強いので強敵である。
ToK→前編では久瀬派第2チームとして髭、郁未とともに参加。華音のさらにかませ役になったり、試合では乱入してきた鬼に髭たち共々あっさりやられ、実際来るチームが来なかったため不戦勝となるも次の試合で乱入した3魔神たちに手も足も出せずに敗北。久瀬が破れたのち、カリフ打倒の無念を叫びながら他の仲間達のように死亡する。
後編では双子の弟の沢口の前に幻影として登場し、「なぜ闇討ちのような卑怯なことをしているのに正々堂々戦う、あの技(積尸気冥界波)でまとめて殺せ!」とゲスめいた助言をする。
本人は終盤塔魔軍の蟹座の闇神将として高槻とともに復活し、美凪と戦うが積尸気冥界波はクリスタルウォールで反射され、さらに奥の手を出そうとするも紀伊からテレポートしてきた往人たちに踏みつけられた挙句、一向にいいところがないままスターライトエクスティンクションで消滅した。ちなみにこのとき、元ネタどおりのりピー語で話していた。
嘆きの壁イベントで久瀬たちとともに復活、「南のくせにかっこいい」と言われるほどクールに覚悟を決め、久瀬に力を託し、ToKの反動で消滅した。
EXダンジョンでは四天王版と神将版両方出るが、問題外なほど弱い久瀬四天王版はともかく、神将版はこれまた「南のくせに」と言われるほど強い。
神将版は即死全体技の積尸気冥界波、反射無効の大ダメージ全体技のグランドクルスと強力な技を持っており、さらには防御力は神将最高で高い神霊結界も持っている、地属性以外全属性耐性ととにかく硬く、倒しづらい。
イベントではあっけなく華音にボコボコにされていたが、戦闘ではどう見ても南の方が強かったりする…。蟹座の黄金聖服がそれほど優秀なだけの可能性大だが
冥異伝→外見はBLEACHの阿散井恋次互換、口元にマスクはいつも通り。中盤から登場し魔神三人集をあっさり仕留めるその様は「こいつスゲー強いんじゃね?」と思わせるが所詮手負いのそれも5階級魔神を相手にしていただけ、紅魔館(もしくは永遠亭)に攻め込んだ時は、幽々子(もしくは紫)にあっさりとやられてしまった。
冥異伝EX→EXでは行方不明になった久瀬を四天王共々捜していた様子である。
久瀬四天王として、電波塔では最初のボスとして立ち塞がる。
戦闘途中に卍解し攻撃力が非常に高い全体攻撃を連発してくる強敵、だが卍解後は即死が効くというオチ付き、やはり南であった。だが、「EXの南は強い」という印象は保たれたと言えるだろう。
その後はみずかたちと共にスリーダイヤのイベントで幻影として登場し、EDでは久瀬を四天王共々暖かく出迎えた。
余談だが、作中で南が久瀬派の裏切りについて川口さんに説明をするシーンがあるが、過去作品でもっとも久瀬派等を裏切り、久瀬に不信を抱いていたのは南自身である(えあG、ロマカノ参考)。
今までのはちくま作品をやっていた人にとってはまさしく「お前が言うな!」とつっこむところであろう。
だが、冥異伝の南はEXの作中からして少なくても、久瀬を信頼し、久瀬派を大事に思っているようである、今までの南からしたら信じられないが、えあGの一軒で流石に懲りたのかもしれない、東京市の崩壊も関係あるのかもしれないが
冥異伝SB→初期からメンバーとして参加、やはり南、と思うほど弱い。髭やミズカはそれぞれ得意な属性の特性が攻撃、防御共に300なのに対し南は炎の攻撃特性のみ300、しかも固有炎スペルは何も持っていない上にキャラ特性は死属性の増強(しかし死属性特性は攻防共に100)、斬が得意かというとそうでもない。おまけに固有スペルっぽい外見元ネタの斬技は誰でも使えることがさらに存在価値を薄めている。(そのスペル自体はかなり有用なのだが・・・)ただし敵シンボルを消せるMAは出の速さと射程の長さによりかなり使えるものとなっている。
千鶴
久瀬派に所属していた女性で、初代「風」の久瀬派四天王。
T県N市の隆山温泉にある旅館・鶴来屋の女社長で、退魔師を裏家業としていた。
原作はLeaf作品「痕」のヒロイン・柏木千鶴だが、一部はちくま独自の設定が付与されているので、はちくまキャラとみなした(異論のある人は削除しても構わない)。
異星人エルクゥの能力を駆使して、えあGまでの久瀬派の一翼を担う強キャラだが、「年増」「貧乳」「偽善者」と言われるとキレる。致命的なまでに料理が下手で、あまりの不味さに人格が反転してしまうほど(使っている食材にも問題アリかも)。
久瀬G→ものみの丘でムーンダークの罠にはまった久瀬を助けるために登場。以後、最後までパーティに参加する(ちなみに斉藤は千鶴を苦手としていた)。その後、彼女が作った料理を斉藤が食べてしまい、図らずも超肉体を得るきっかけをつくった。
基本的にボスの久瀬には忠実だが、エルクゥの怨念(冥異伝零における鬼神力と推測)を取り込んだ事を密かに警戒していた。ED後はものみの丘で敵の動向を探ろうとするが手がかりを掴めなかった。
かのG→久瀬の召集に応じ、四天王として参戦するも、どちらかというと祐一たちを影から助けるところが多い。秋子さんとは古い知り合いで、退魔師の仕事仲間であった。
電波塔のアミバ斉藤戦後に仲間としてパーティに参戦する。
えあG→尾根市のピラミッドに封印されていた魔神トワイライトを一撃で倒し、格好良く登場するも、強敵揃いのFARGO幹部の前に苦戦を強いられて活躍の機会は少ない。華音市では鹿沼葉子に瀕死の重傷を負わされたりもしていた。
FARGOと戦っている時も旅館運営を怠らなかったが、腹心の足立がトニーと入れ替わっている事に気付かなかった(気付いたのは恐らくFARGO拠点襲撃の後で、千鶴が電波塔でトニーをブチ殺していた時には既に気付いていた)。
性格が反転した末妹の初音には手を焼かされ、EDの時は鬼モードになってまで探しにいく始末であった。
千鶴は柳川が自分たちと同じエルクゥの一族(原作では柳川は、千鶴の祖父が愛人に産ませた子)と気付いており、止むを得なかったとはいえ殺したことを気にしていた。
ToK→前編では登場せず、代わりに三人の妹(梓、楓、初音)が塔神大会に参加する。
本人が登場するのは後編で、闇騎の幹部として部下の中国を往人たちと戦わせる。塔110階で本人も出陣するが、やられそうになった時に魔将となった柳川に助けられた。以後は影が薄くなり、最後の登場は分岐ダンジョンのボス戦であった。
EXダンジョンでは四姉妹全員で登場し、久瀬四天王復帰を望みつつ戦いを挑んできた。
冥異伝EX→残念ながら作中には登場しないが、久瀬と斉藤のイベントで鶴来社(鶴来屋)の名が登場する。
川口さん
はちくま作品に登場する女キャラで、斉藤と掛け合い漫才をすることが多いため、すっかりはちくまの定番キャラとなった少女。
原作はkey作品「AIR」にメインヒロイン神尾観鈴のクラスメイトで本名は川口茂美だが、登場イベントは往人が電話をかけてきた時だけで当然立ち絵はないが、アニメやPS2だとボイスを聴くことができる。
以前行われていた、はちくま作品人気投票のキャラ部門では2位となっていた。(1位は斉藤、3位は久瀬、4位は往人、5位は佐祐理)
キャラ部門の人気投票はToKが出る間までの投票だったため、えあG効果で多くの表を集めていたようだ。
音楽部門では、えあG川口さん戦「悲奏」が2位となっている。
えあG→川口さんが初登場する作品。空町の神社でFARGOの司令官・比良坂初音に見出され、寄生魔神のイェーガや下級魔神のドーンと同化してFARGO12使徒になった。
1章、2章では正体を隠す意味もあって目立った活躍はないが、佐久間の人間投げに引っかかった観鈴(あるいはあゆ)を助けたり、意味深な台詞を残したりと只者じゃない雰囲気を出している。
敵として現れるのは3章になってからで、銀行のオーナーである佐祐理を誘拐すべく駅で待ち構える。あと一歩のところで斉藤に邪魔をされ、おまけに翼人の羽を奪われたことがきっかけでライバル視するようになる。
主人公往人たちと戦うのはえいえんの世界においてであり、魔神との寄生で得た力で大いに苦しめる。
4章では殺医術の達人・霧島聖と互角の勝負を演じるが、途中でタイムトラベルに巻き込まれ、平安時代に飛ばされる。
5章では高野山のボロになりすまし、捕らわれた彰子を助けたり、総大師が集めた負のエネルギーを吸収して得た力をぶつかり合わせることでタイムトラベルを引き起こそうとするなど、敵なのか味方なのか判らない行動をとる。
5章最後の川口さんとの戦闘では、援軍交えての7vs1バトルとなり、はちくまの名曲と言われている「悲想」が流れる名場面とされている。
終章で川口さんがFARGOに入った理由が初音の育ての親・深山奏子を救出するためと判明し、それを邪魔しようとする葉子と戦うが魔神の力を失ってしまう。ED後は初音の生死を確かめるため旅に出た。
EXダンジョンでは初音のために更なる力を得ようとムーンライト、カオスクィーン、ノヴァら第4階級魔神を吸収しようとするが、これが原因で魔神ドーンの反逆を招いてしまう。
はじだま→空高校の制服姿で登場するが、髪型は黒髪のツインテール。
主人公の久瀬や斉藤へのツッコミキャラとして活躍する。
ToK→序盤から登場、えあGの頃とは違ってコミカルな面が多く、斉藤やランシアとの掛け合いが多い。予選で斉藤と組んで住人たちと戦うも敗北し、仲間になる。
冥異伝→久瀬派の斥候として行動しているせいか、永遠亭ルートで弱肉体斉藤と紅魔館の裏口へ道案内する以外はラストで霊夢を東京市へ誘うところしか出番がない。
冥異伝EX→久瀬と斉藤の対決イベント、久瀬とヴァンサズのリベンジでは仲間を呼びにいく役として登場。EXでも斥候役に徹しているためか、作中を通してバトルするシーンは一切ない。
空中庭園でも伝令として登場するが、この時にはもう霊夢には失望していたらしく、あからさまにバカにしていた。
スリーダイヤ戦後の行動は不明だが、おそらくかつての主である比良坂初音を探しに旅立ったと思われる。
冥異伝SB→19Fまで行くとメンバーに加入する。他人の固有スペルを全て使えたりする。初期デッキではいまいちぱっとしない能力だがハインリッヒ加入により手に入る「時空突破・開闢双破斬」の入手により単体攻撃役として活躍できるようになる。上位デッキ入手後は異常な性能アップを見せアタッカーとして久瀬に次ぐ活躍が期待できる。
高槻
通称高槻先生、超天才を自称するちょっと(かなり?)アブナイ研究員、口調が特徴的。
原作はkeyスタッフの多くがかつて所属していたTacticsの「MOON」のFARGOという機関に所属する研究員。何一つ美点が見つからない、見ていて胸くその悪くなるド外道。
「参ったぁ!俺は参ったああ!」「自制など効かない!」などの名台詞を残していることで有名。このシーンは声優の演技ゆえか笑ってしまう人もいる。
はちくま作品においても外道キャラの位置づけだが、お笑いも担当しているため原作よりかは幾分憎めないキャラとなっている。
登場の際には有名なアニメやマンガの(主にゲスな)キャラに扮しているが、斉藤とは異なり原作で顔の付いているキャラのため顔までは変わらない。ただ、極度のナルシストであるため、自分が美形だと信じて疑っていない。
同じく脇役で、超肉体を自称し、変装が趣味である斉藤とは因縁浅からぬ間柄のようだ。
ちなみに、京アニ版Kanonであゆと映画館に言った時に上映していた映画がMOONであり、高槻先生がCV小野坂でボイスだけ登場している場面がある。
えあG→高槻が初めて登場する作品で、初登場は3章の終盤。永遠の世界から脱出した斉藤を待ちうけ、配下のFARGO三連星と改造及び洗脳した名倉友里を使って闇討ちし、本部へと連行した。この時点での高槻はまだ原作通りのゲス野郎であった。
斉藤とは、彼が内偵のためにFARGOに潜伏していた頃から面識があり、とある出来事(後述)がきっかけで特にライバル視するようになった。
旧FARGOからちゃっかり生還した高槻は新生FARGOの総帥・橘敬介に取り入り、月島や南森などといった連中を仲間に引き入れ、FARGO12使徒結成に貢献している。ある意味ではFARGOの黒幕的な存在だった。
研究員という元々の設定から、医学、人体改造、兵器の開発など科学に関連したもの全般を得意とし、変装をもこなした。数多くの特技を習得している自分に多大な自信を持つ反面、一芸に長けるもの(変装を得意とする斉藤、旧FARGOの研究員だった巳間良祐、医大時代の後輩だった霧島聖など)に異常なまでの対抗心を示すところがあり、必要以上に敵をつくってしまうところがある。
えあGが「北斗の拳」をベースに作られた背景もあって、「アミバ」「ユダ」「ジャギ」といった名悪役たちの性格が高槻の性格や必殺技に影響を与えている。
意外だが、えあGでは「参ったぁ!」を1度も言わない。
アミバ高槻→登場は4章・FARGO本部のB地区。行方不明だった兄の良祐を探してFARGOに侵入した晴香を得意の変装で騙し、薬を投与して動きを封じた。あと一歩でうまくいったところを乱入した斉藤に邪魔をされ、変装を看破されてしまった。
良祐に成りすまして悪事を働いていた理由は、彼が高槻より科学者として優秀なのが納得いかず、ある実験で化合に失敗した高槻を良祐が思わず殴ってしまったため。後に12使徒となった高槻は幹部としての権限を使って良祐を監禁、自分の悪事を良祐になすりつけた。
自由を取り戻した晴香に対し、高槻は自らが開発した薬物で超肉体になって対抗するがあっさりと敗北し、晴香に懺悔積歩薬を注射されて落とし穴に落とされてしまった。
戦闘での強さは、お世辞にも強いとはいえない。晴香を暴走させて放置すればいつの間にか勝てていたりする。
ユダ高槻→登場は4章・FARGO本部のA地区後半。B地区での敗北後、巻き返しを図るべく薬物「妖星くん一号」を自身の身体に投与、頭脳も実力もパワーアップしたが、同時にユダと同じくらいのナルシストになってしまった。
ワル仲間のトニー足立と組んで観鈴たちを待ち伏せるが、足立は助けに来た晴子にバイクに轢き回されて敗北。元より足立は自分が不利になると保身に回る性格であることを知っていた高槻は囮に利用し、逆らうと指一本で始末してしまった(えあGでは敗北=死ではない)。
ここで高槻が斉藤をライバル視する理由が判明する。斉藤がまだFARGOに潜伏していた頃、機会があって自分の変装術を披露したことがあった。外見だけでなく、仕草や特技すらも再現するほどの見事さを見せ付けられ、計り知れない屈辱を感じると共に大いに見惚れてしまった。その屈辱を晴らすべく水責めを使ったり、佐祐理を人質にしたりするが、斉藤の技の前に敗れ去り、佐祐理に爆弾を持たされて爆死させられた。
ジャギ高槻→登場は終章・電波塔の23階。医大時代の後輩である霧島聖に昔日の恨みを晴らすべく、懲りずにまた現れる。
聖とはT大学で殺医術を学んだ間柄だったが、後輩でありながら教授(師匠?)に目をかけられる聖が気に入らなかった。殺医術の後継者が聖に決まった日、高槻はそれにいちゃもんを付けてきた。聖はこの時、目的のためなら手段を選ばない高槻を「お前に殺医の資格はない」と言い放ち、返り討ちにした。だが、生き長らえた高槻は復讐のためにFARGOに入信。私怨のために殺医術を悪用した。
ヘリポート風に改造した23階で待ち構え、聖との再会を果たした高槻は以前よりも腕を上げた彼女に舌を巻くが、ヘリの燃料に火を付け、FARGO12使徒結成にまつわる悪事の数々を暴露。怒りに燃えた聖によって罠を粉砕され、斉藤から盗んだ拳法で対抗するも敗北。医大時代から密かに研究していた恐怖の秘密兵器ベルセルクを起動させて息絶えた。
終盤のボスだが、実は素早さが85程度以上あると攻撃が絶対に当たらなくなる、つまり素ですばやさが99ある千鶴を使うだけで連射パッドで放置しても勝ててしまうという悲しいまでの弱さを誇る。イベントで1回攻撃が必ず当たってしまうがそのダメージも大したことはない。
EXダンジョンでも懲りずにまた現れ、トニー足立、友里(正体は高槻の秘密兵器)、FARGO三連星を従え、自身も状況に応じて「アミバ」「ユダ」「ジャギ」と特技と能力を切り替えて戦った。敗北後は皆に放射性廃棄物と見做され、佐祐理によってギリシアへ島流しにされた。
ロマカノ→本編では久瀬の部下の一人として登場。しかし弱い、その前後のボスが強いだけにイメージが固まってしまうという悲しいボス。ラーニング技のアメジストシールドだけに注意すれば大したことがない。EXでは星矢の魚座のアフロディーテ互換で魚座の高槻として登場。銃撃属性全体攻撃のピラニアンローズをはじめとする厄介な攻撃を放ってくる。斉藤と脇役のあり方で対立した。
余談だがこの魚座高槻はプレイヤーに嫌な意味で衝撃を与え、はちくまがコミケの看板に使用したほどであった。
ToK→この頃から「俺はチートをしている!」といったチートネタや「俺は紅魔郷(東方紅魔郷のこと)のLunaticをノーミスノーコンティニューでクリアしたことがあるのだ!」といったゲーマーネタも増えてきた。
前編では超天才チームとして参加。デモンベインのドクターウェストとは兄弟という設定で、ウェスト、足立と組み、試合前に相手チームを闇討ちしていた。ちなみに上記の台詞は弾幕チーム(咲夜、パチュリー、チルノのチーム)を闇討ちした際に言ったのが初出。その後も幾度か内容は変わっているが同じようなことを言っている。
そのまま準決勝まで不戦勝で勝ち進み、住人たちも嵌めようとするも久瀬によって阻止される。往人達との決闘で敗れ、久瀬によって異次元に送られ、始末された。
戦闘では高槻スパークをはじめとして多彩なまでの技とドーピングにより驚異的な強さを誇った(とはいえ久瀬ほどではない上、ドーピングは高槻を先に倒せばしない)
後編では異次元から脱出し、美鈴や卜部たち闇騎と組んで再び戦いを挑む。さらには月島やナチ大佐たちと結託して戦艦紀伊を開発。塔を破壊しようと目論む。目論みは失敗し、今度こそ倒されたと思われた。
紀伊崩壊のすぐ後、復活(本人曰く、チートしたらしい) 闇騎の魚座の高槻として南と組み美凪と戦うが、美凪のクリスタルウォールによってピラニアンローズを反射され、チートの威力を自分自身で味わうことになってしまった。最後はスターライトエクスティンクションで南共々消滅させられる
しかし嘆きの壁イベントでは魚座の神将として復活し、嘆きの壁破壊のために他の神将たち同様、久瀬に力を託し、ToKの反動により消滅した。
最終戦の英雄降臨時(出てくる可能性は低いが久瀬より強い)およびEXの地下ダンジョンでそのチートじみた技の強さ(対策していなかったらダメージが1万を超えるといったもの)で猛威を振るった
冥異伝→序盤では電気街で修行している妖夢をあっさりと蹴散らし、最凶脇役囚の座を奪い取る。その後は紫たちとはぐれた橙をてなずけたり、村田や南森たちをけしかけたり、メイドに化けてパチュリーを襲ったりと大活躍する。
ナチ大佐との会見の時は得意のチートを見せ付けて幽々子を倒し、抗議する大佐に堂々と「俺はシューターでも弾幕ファイターでもない」と言い放つ。更に「脇役の最高の見せ場は主人公たちに全力を出させて敗北することだ」とゲスながら脇役としての確たるポリシーを語った。
その後は紅魔館に火を付けるも、デパートで霊夢一行とバッタリと会ってしまい、レミリアから捕獲命令を出された中国によって追い詰められる(中国はToKのことをあまりよくおぼえていなかったようだが、断片的な記憶から高槻のチートを見破った)。あと一歩のところで霖乃助に救われるものの、気絶した中国を守ったせいで瀕死の重傷を負い、中国によって紅魔館に運び込まれた。
高槻の最期はルートの進め方によって二つあり、ひとつは友情が芽生えた中国と新幹線で別れた後、メディスンに倒されるシーン。もうひとつが慧音によって出番を封印され、バグ面みたいな空間をさまよった挙句、博麗神社らしき場所で力尽きるシーンである。後者に関しては10作品登場出来ないようにされた為か、冥異伝以降のはちくまゲーに一切登場しておらず、2009年のはぢきせ!に於いてはボツキャラとされてたらしい。
冥異伝EX→東京市の地下弾幕デュエルを主催し、決闘で負け続ける久瀬を選手としてスカウトする。咲夜との対戦でボロボロにされる久瀬に「勝とうとしたことはなかったんじゃないか?」と助言し、「クゼカイザー」となるきっかけを与える。
永琳を私文書偽造で大例大祭出場不能に追い込み、久瀬のリベンジをお膳立てした後は突如久瀬の方から別行動を言い渡され、車から放り出された。
その後、紅魔館に来て中国と再会するが、リベンジしにきた幽々子に丸呑みにされ、骨だけの状態から復活したところを小悪魔Bに見つかり、カセット半差しチートでリベンジされてしまった。
大例大祭ではヴァンサズの代打としてみずかと久瀬が戦う時にも立会い、みずかのデッキをチェックする振りをして知略の証・ジャギメットカードを仕込んでいた。しかし、リスペクトバトルにこだわるみずかに一蹴され、不発に終った。
オウガストリートのイベントで魔理沙に勝とうとする霊夢に「脇役の薬」を渡し、彼女を主人公からただの脇役へと降格させた。冥異伝零でも幾度となく登場するが、早苗一行を妨害したり罠に嵌めたりすることは一度も無かった
冥異伝SB→隠しキャラとして登場。条件を満たせば初期からメンバーに加えることも出来る。隠しキャラは全部で3人いるが、他の二人が能力、初期装備ともに壊れすぎてていまいち影が薄い。(始解くらい持ってても良かったのでは)ストーリー的にはエンディングになってから現れ多少のセリフがある程度。仲間に入れていてもエンディングが変わるようなことはない。
南森
外見や性格は北斗の拳のジャッカルそのもの。
原作はkeyスタッフの多くがかつて所属していたTacticsの「ONE」の主人公浩平のクラスメイトで、七瀬制服オークションの際に最後まで中崎と競り合った。
特にこれといった能力も無く基本的に弱いのだが、作品によってはダイナマイトで武装していることがありそれだけが鬱陶しい。
えあG→本作の2章はほぼ北斗の拳のジャッカル編そのままであり、南森の言動も殆どジャッカルのものである。
彼との戦闘中にある程度ダメージを与えるとダイナマイトを体中に巻きつけた構えを取り、その状態の時に攻撃を加えると即ゲームオーバーになる。
ロマカノ→外見は地獄の番犬ケルベルス座のダンテ。祐一たちの背後を狙おうとするが香里に邪魔され、美坂天翔によって尾根高校まで吹き飛ばされた。
ToK→スピアードに脅され、村田共々彼の手下となっている。煉獄攻略の際は一時的に仲間になるが、弱いので大抵肉壁にされる。このときは動力部をダイナマイトで爆発させ、煉獄破壊の功績を担った。
しかしスピアードのあまりの待遇についに業を煮やし、高槻と協力して彼を落とし穴に落とした。が後に脱出した彼に制裁される。
戦闘では今までの例に漏れず基本的には弱く、状態異常も簡単に効くが、たまに放ってくるダイナマイトは後衛をあっさり葬る威力であり、また死に際に放ってくるスペカ「ファイナルダイナマイト」はパーティ壊滅の大ダメージを与えてくるため、感電させる等の対策が必要だった。
冥異伝本編→高槻の誘いに応じ、おやぢと村田の三人で霊夢たちに喧嘩を売るが、霊夢に出番を消されてあっさりやられてしまう。その時は小手調べだったようで後日再戦するが、結局あっさりと負けてしまう。ここでは自爆しなかった。
冥異伝EX→OPで村田とのコンビで久瀬に勝利するも、後のイベント内でクゼカイザーと化した彼の三連ヴァジュラを喰らって病院送りにされる。
その後は村田やザーグベルトと共にオウガストリートの中ボスとして立ち塞がる。
今回も自爆する。
冥異伝SB→31Fまで行くとメンバーに加入する。自爆特化キャラとなっておりキャラ特性の自爆の威力上昇が半端ない。それ以外に特筆するところのないキャラ。存分に自爆させてあげよう。
村田
外見や性格は北斗の拳のフォックスそのもの。
原作はkeyスタッフの多くがかつて所属していたTacticsの「ONE」の主人公浩平のクラスメイトで、漢字テストの際に10問中9問正解した。
元ネタ同様の必殺技「跳刀地背拳」を持つがとにかく弱い。弱いことが彼の特徴であるとも言える。
えあG→2章で南森の右腕として登場するがひたすら弱く、佳乃からヨワヨワ君一号に任命される。
ロマカノ→外見は御者座アウリガのカペラ。祐一たちの背後を狙おうとするが香里に邪魔され、美坂幻魔拳によって幻覚を見せ付けられて敗北した。
ToK→南森同様、スピアードに脅されてこき使われている。南森の右腕と呼ばれているが、煉獄攻略時に一人だけ怖気づいて逃げたこともある。ちなみに煉獄の一件のあと、スピアードに制裁されたらしい。
その後の経緯は南森と同様。戦闘では南森と違ってただ弱いだけの存在だった。
冥異伝→高槻の誘いに応じ、南森とおやぢの三人で霊夢たちに喧嘩を売るが、妖夢に自慢のナイフ捌きをスロー呼ばわりされあっさりやられてしまう。その時は小手調べだったようで後日再戦するが、結局あっさりと負けてしまう。デパートでの高槻戦後に休むと単独で挑んでくるが大して強くもなく、むしろ負けるほうが難しい。
冥異伝EX→OPで油断した久瀬に跳刀地背拳を繰り出し、南森と共に彼を地に這わした。
その後は南森やザーグベルトと共にオウガストリートで戦う。
戦闘での「跳刀地背拳」はこの時にしか使わない。
冥異伝SB→31Fまで行くとメンバーに加入する。初期装備に「跳刀地背拳」があるが、何故か固有ではないので誰でも使える。(もっとも固有だとしたら村田の能力の低さも相まって村田好きな物好き以外には誰にも使われないことになっただろうが)久瀬が使ってるところを想像すると笑える。
魔神トワイライト(太古の鬼神)
元ネタは北斗の拳のデビル・リバース。
平安時代では都を荒らしまわっていたが、伝説の退魔師頼光四天王らによって封印され、1000年に渡って恨みながら眠りについていた。
元ネタ同様に「風殺金剛拳」が得意技であり、かなりの破壊力を誇る。
えあG本編、冥異伝では太古の鬼神と表記されているが、真名は「魔神トワイライト」第五級魔神である、冥異伝のイベントでも、霊夢が魔神トワイライトと呼んでいるのが確認できる。
えあG→尾根市のピラミッドに封印されていたところを南森によって解放され、往人たちに襲い掛かる。圧倒的な強さで追い詰めるものの、風の四天王・千鶴によって滅殺された。
その後は本編クリア後のEXダンジョンの魔神ルートフロア1で、少年(魔神ラグランジュ)と共に登場、この時は真名である「魔神トワイライト」と表記されていた。
ちなみに、能力自体は本編と比べてパワーアップしているのだが、なんと即死が効いてしまうため(25%)あっさり倒すことが可能、ドロップ品は「母の形見」マ、マザー・・・・・・・・・
冥異伝→南森の右腕として登場。霊夢を倒すために呼ばれたが逆に制御され、南森を握りつぶした。
というのは魔理沙の冗談だったのだが(霊夢も居るわけ無いと言っていた)、その直後にいきなり出現。
その後、南森や村田と共にToKの世界に行こうとしていたが、スピアードに倒される。
冥異伝SB→いつの間にかPT入れ替えでメンバーに加入できるようになっている。イベント時に一切姿を見せないが村田、南森と同じ時に加入していると思われる。メニュー画面のキャラアイコンがやたらでかく、上側にいると枠を飛び出し、下側にいると上側のキャラを覆い隠してしまうほど。STR、VITの初期値が隠しキャラを除いて最大だがDEXが低くAGIに至っては1しかない。しかし何故かINTが11もある。(頭で生き抜くスタイルのハインリッヒでさえ10しかないのに)初期装備に風殺金剛拳があるが、敵の攻撃がEX以上のSBにおいて発動させるまで生き残るのは至難の業だろう。
ナチ大佐
名前から判断するにナチス・ドイツの軍人なのだろうが、言動はまるで旧日本軍である。
外見や技の元ネタはスト兇離戰だと思われる。
常勝無敗だの全戦全勝だのと言うことはやたら大仰だが、実力の程は南森や村田に毛が生えた程度。
直属の精鋭部隊である「ブラッディベレー隊」を指揮しており、数に任せて襲い掛かってくる分そちらのほうがむしろ厄介だったりもする。
ToK→前編ではシュタイナー、ハインリッヒと共に「グンタークチーム」を結成して大会に出場するも、スピアードに敗れて2回戦敗退に終わる。
その後高槻に雇われて主人公チームの邪魔をしに登場するが、彼らとの戦闘よりも彼らが仕掛けたトラップの方が面倒であった。
後編でも敵側の助っ人として度々登場するが、あまり重要な役回りではなく、殆どお笑い要員と化していた。しかも後半の戦闘では即死が高確率で効くというオチ付。
冥異伝本編→→永遠亭に襲撃を掛けるが、藍に一撃でやられる。その後、紅魔館地下を占拠して時限トラップを仕掛ける。
戦闘では「サテライトキャノン」が痛い程度。
冥異伝EX→→OPでのデュエルで久瀬に勝利していたが、後のイベント内でクゼカイザーとなった彼に黒コゲにされていた。
大例大祭に出場するも、試合を待たずして玄爺にあっさり倒された。
EDで「我々は何の為に東京市に来たのか?」とハインリッヒに問いかけていた。
冥異伝SB→41Fまで行くとメンバーに加入する。相変わらず「何の為にいたのか」とグンタークメンバーに問いかけるも「やられ役であった」というハインリッヒの冷静な分析を認めたくないらしく他の存在意義を求めていたところ久瀬一行に遭遇し半ば強引にメンバーに入れられるところハインリッヒの機転により「囮と見せかけた主力」役を担うことで納得する。しかし実際には囮としてですら使ってもらえないくらい弱いのだが・・・
シュタイナー
ナチ大佐の部下であり、戦友でもあるナイフの達人。
元ネタはやはりスプリガンのボーマン教官だろうか?
ナチ大佐の様に大言壮語は吐かず、プロの軍人さながらの振る舞いであるためナチ大佐よりも強そうに見えるが、実力はせいぜい村田レベルである。
ToK→前編でも後編でも常にナチ大佐と行動を共にしている。
攻撃力はそれなりに高いものの、あらゆる状態異常に耐性がないためただの雑魚である。
冥異伝本編→→ナチ大佐と共に行動している。永遠亭に襲撃を掛けた時は、妹紅のキック1発で倒された。
彼のスペル「訓練あるのみ!!」はインスパイヤ可能でかなり有用なスペルだった。
冥異伝SB→41Fまで行くとメンバーに加入する。上にもある通り村田程度の強さに収まっている。要するに弱い。
ハインリッヒ
ナチ大佐の副官。
見た目通り戦闘能力は低いらしく、戦闘には参加しない。
調子の良い性格で普段はナチ大佐におべっかばかり使っているが、たまにチラッと出てくる本音を聞く限りではどうやら忠誠心はあまり高くなさそうだ。
ToK→前編でも後編でも常にナチ大佐と行動を共にしている。
戦闘になりそうな雰囲気になるとこっそり逃げ出す姿が笑いを誘う。
冥異伝本編→→ザルマンの手助けをしたりと、調子の良さは相変わらず。
冥異伝EX→→オープニングイベントで久瀬をヤタガラスで倒していた。その後クゼカイザーに倒され、EDまで出てこない。
冥異伝SB→41Fまで行くとメンバーに加入する。グンタークメンバーでの作戦会議(?)中に久瀬一行と遭遇し、「久瀬はには勝てない」とはなから逃げ腰だったが久瀬達には特に戦う意思はなく、むしろ仲間になれとの申し出に久瀬との戦闘を回避できると思ったかナチ大佐を口八丁でうまく言いくるめて久瀬一行に加入させることに成功する。
初期装備が3つあるがどれも反則性能。しかし彼は戦闘に入ると勝手に離脱するので使えない。川口さんに使わせるか、ラスボスでのPT入れ替えでなら無理やり戦闘に参加させることも出来る。自分で使った時の威力はDDBクラスに匹敵する。何でこんなに強いのに戦闘したがらないの?とか言ってはいけない。
スピアード
外道勇者。元はりんばら氏が過去に構想したオリジナルRPGの主人公らしい。
悪党を脅して強制的に働かさせる、果ては囮にして見捨てるといった振る舞いが多い。
背中に持っている剣は天下五銘剣のひとつ「コクシムソウ」であり、最強の剣らしい。
しかし代償があるらしく振るった姿はあまり見られない。ToKで2度だけ振るっている。
名称の由来は槍の「スピア」から(妹のランシアも「ランス」から)取っている、容姿などを見ても、アリスソフト作「ランスシリーズ」に登場する外道主人公剣士「ランス」をモデルにしていると思われる。
ToK→最初の仲間であるランシアの実兄。前編ではアクメツ仮面(チャンピオンでかつて連載されていた「アクメツ」の仮面をつけている)として村田、南森を脅して組んだ超勇者チームとして参加していた。しかしあまりの待遇に業を煮やした二人+二人をそそのかした高槻に嵌められ落とし穴に落とされ、不戦敗となる。
その後自力で落とし穴を脱出(壁を壊して抜けた)。不戦敗に抗議するも聞き入れてもらえず、「なんなら12人全員相手にしてもいい」という刃牙の勇次郎のあるシーンのオマージュで髭のつれてきた敗退チーム12人全員をあっさり退けた。(ここの演出が過剰であり、月姫チームをあっさり倒したのが叩かれてる原因と思われているが、実際には痕チームといった面々すらもスピアードの踏み台にされたのでそれぞれの作品のファンからの反発が出その他でも他キャラを馬鹿にするような台詞が多かった為、叩かれたというのが実際のところ) しかし直後にランシアの通報を受けたイェニチェリにより銃撃を浴び、一時捕縛された。
後編ではカリフ軍のアミールとして再登場。仲間が捕まっている往人のためにカリフの命令で彼を手伝うお助けキャラ。このときはレベルも高く、装備も強力なのでかなり役に立った。闇騎に寝返った斉藤にアギューストという服従の魔法をかけ、往人たちを自分の代わりに手伝わせた。その後探索中に剣だけを残して行方不明となった。白騎士に消されたのかと思われたが…
戦艦紀伊攻略終盤に白騎士とともに助太刀。闇騎たちの本当の目的を伝える。このときナチ大佐たちに助っ人として呼ばれたセイバーをあっさりと瞬殺、さらには「英霊が英霊(コクシムソウの精のこと)を従えてるやつに勝てるわけないだろ」と明らかに某メーカーに喧嘩を売るようなことを言ったため、叩かれる要因を増やすこととなってしまう。黒のコアを盾に脅してくる高槻を脅しに乗らず倒したが、結局ボタンを押させてしまうなどシリアスな場面でも空気が読めない。
最終迷宮攻略時に正式にメンバーとなる。実際の戦闘での強さはイベントでは強いが、パラメータ的には今までのメンバーと比べれば微妙なところであり、固有技は意外と使えるが退魔属性や緊急回避無視がない、という劣化高野武神流往人であるという認識が一般的なところである。とはいえ全然使えないというわけでは決してなく、メンバーをフルに活用する最終戦ではメインメンバーとの繋ぎとしてでも役に立つ上、システムの性質上育てれば最終的には1軍クラスの主力キャラとなる。
冥異伝から自虐ネタが増えたと思われているが、実は最終迷宮で分割パーティが合流した際に「俺のアンチは装備を剥いでベンチ入りさせるかもな」とこのときからすでに言っている。嘆きの壁イベントでコクシムソウをついに振るうが、さすがに嘆きの壁という相手が悪く、傷一つつけられなかった。
外道勇者という称号から自分勝手なゲス野郎と連想されそうだが、実際には自分勝手な面はあるものの、往人たちと協力して剣を手に入れたときは約束どおり山分けをしていたり、後編では往人たちにいろいろ助言や忠告をしていた。他に対等な実力を持つ白騎士祐一とは中々の名コンビでBADENDでは二人で旅に出たり批判だらけの彼の行動の中では唯一マシな所とも言われている。
冥異伝本編→→オープニングイベントで霊夢の夢想封印を受け、退却した。それでも、ナチ大佐やザルマン少佐には完勝していた。
ヴァンサズが所属する組織の仲間?となっているようであり、現在は「クレイドル」という一員になっているようだが、冥異伝内ではどういった関係なのか明かされることはない。
謎の新幹線を使って冥異伝の時代へとやってきたようだが・・・
冥異伝EX→大例大祭に出場するが、剣を抜いた中国にあっさり負ける。
その後暴走したヴァンサズを制裁したり、スリーダイヤモンド戦前で壁になったりと、今回は空気を読めているのかもしれない。
ちなみに、コクシムソウは普通に誰でも使えるが、最新版では本人以外が使用すると使用者自身にもダメージが返ってくる仕様となっており、魂を喰らう性質上なのか装備すると最大HPが減ってしまうデメリットが付いている。
大例大祭での発言をみるに、ToKのED後に異界を彷徨い、最終的にクレイドルとなって冥異伝の時代へとやってきたようだ、共に脱出したと思われる妹のランシアの所載は冥異伝では不明である。
アームストロング
魔神三人衆の一人。冥異伝では今まで出ていた三魔神(ムーンライト、カオスクイーン、ノヴァ)たちに替わって登場した。
ノヴァたちの代わりに登場したために混同してしまう人も多いが、今作の3魔神たちは「三人衆」と略されているので、3魔神(ノヴァ、カオスクイーン、ムーンライト)、三人衆(ホチキス、クルップ、アームストロング)と分けるのが一般的のようだ。
基本的に他の二人もそうだが、ToKと冥異伝では性格などの設定が違う、もっともToKでは雑魚扱いだったので、冥異伝以降の三人衆が本来の三人衆のイメージだと思われる。
魔神関連のページにもあるとおり、彼らはノヴァたちより低い第五階級の魔神であるが、三人そろってのコンビネーションが得意な魔神であり、その力は第四階級レベルに匹敵するという、ちなみにこの設定はToKの時点で本人から発している。
第五階級クラスであるが、その第五階級の中でも指揮官クラス相当であるとおもわれる。
名称の由来は、戦艦の砲台「アームストロング」から。
ToK→後半の雑魚三魔神の一人として登場。すでにホチキス、クルップが敗れ、自分が往人たちの戦力を測るための道具とわかっていながら戦った。比較的礼儀正しい。
3人そろって晴香を追い詰めるも、往人たちに敗れ消滅。
冥異伝→中盤開始後、魔神三人衆の1人として霊夢たちの前に登場、中盤での宿敵となる。
ToKと違い、鋼の錬金術師に登場する「アームストロング少佐」互換で登場した、名称がピッタリだったのですんなり採用したものと思われる。
三人衆の中では、大地を司る黒(くろがね)の魔神の異名を持ち、結界スペルで耐性を整え金属性の強力なスペルを武器に攻撃をしてくるパワーファイター。
だんまくとはパワーであり、破壊こそが芸術と唱えていたが、魔理沙から「美しくないぜ」と批判されていた、ここらへんは元ネタのアームストロングと同様、暑苦しい一面が強調されている。
五階級クラス故か、退魔組織の一員である久瀬四天王の髭には太刀打ち出来ずにやられていた、同じ「大地」を象徴するキャラ故に力は歴然としていたようだ。
中盤の最後には三人衆全員で霊夢たちに挑むが、敵わずに何処に消える、この時「次は三位一体にて…」と謎めいた発言をしているが・・・・・
冥異伝EX→今回は戦闘形態で、瓦礫の塔のボスとして立ち塞がる。
結界が異様に高い。
三位一体とは、合体してスリーダイヤモンドになることだった。
クルップ
魔神三人衆の一人。冥異伝では今まで出ていた三魔神(ムーンライト、カオスクイーン、ノヴァ)たちに替わって登場した。
位は第五級魔神であるが、その中でも指揮官クラス相当だと思われる。
名称の由来は、戦艦の砲台「クルップ」から。
ToK→後半の雑魚三魔神の一人として登場。自分の守護する階層の前の階層で敗れたホチキスの仇を討つために戦った。
3人そろって晴香を追い詰めるも、往人たちに敗れ消滅。
ToKではなんと女性だった。
冥異伝→中盤開始後、魔神三人衆の1人として霊夢たちの前に登場、中盤での宿敵となる、ToKと違い鋼の錬金術師に登場する「マ−ス・ヒューズ中佐」互換で登場した。
元ネタとなっているヒューズ中佐は、家族を溺愛している男であり、主人公エルリック、ロイ大佐たちにとっても頼れる男であった。
だが、敵に命を狙われることとなったヒューズは、原作2巻で初登場したにも関わらず4巻で暗殺されてしまう、享年29歳で物語から退場しメインキャラクターの中では登場機会が少なかったヒュ−ズだが、主人公たちの回想に登場したりと人気を誇るキャラクターである。
本作で銃をメインにしている理由としては、原作でのヒューズが護身用に「ポーランド製ラドムVISwz1935」を所持している(愛娘の危機にこの銃で相手を脅したことがある)ことに加えて、イシュヴァール殲滅戦の回想での前線で使用していたことから来ていると思われる、実は発砲している場面は一度もない。
原作でのヒューズは銃使いではなく、暗殺術を得意としたナイフの達人である、暗殺や不意打ちが得意という点に関しては本作にも共通していると言える。
今作冥異伝ではToKと異なり風の魔神であり魔神三人衆のうちの1人である、三人衆の中では嵐を司る風の魔神の異名を持つが、通常は銃撃で相手を不意打ちすることを好み、相手を殺す時にしか風の力を使用しないらしい。
三人衆の中ではもっとも冷静で、深追いしようとしたホチキスを思いとどめた場面もあった。ちなみに、霊夢たちが敵でなかったのならデートしたかったらしい。
五階級クラス故か、退魔組織の一員である久瀬四天王の咲夜には太刀打ち出来ずにやられていた、同じ「風」を象徴するキャラ故に力は歴然としていたようだ。
中盤の最後には三人衆全員で霊夢たちに挑むが、敵わずに何処に消える。
クルップの口から「大総統」「あのお方」という人物が確認出来るが、あのお方は過去作品同様に暗示されていたあのお方であることは間違いないが、大総領が誰なのかは不明。
1週目のプレイでは難関となるであろうボス、PT全般が苦手としている銃撃を多様してくるうえにヘイストを使用し倍速状態で行動するため、対策をしていないと蜂の巣にされてしまう。
銃撃では、範囲攻撃である固有スペル「カワディコンテイン」「ハートレスアサイラント」「ルースレスデニアル」が非常に強力で、連発で喰らってしまうと瞬く間に全滅するほどの被害を受ける。
HPを減らすと会話イベント後に風の魔神本領の木属性攻撃を使用するようになり、「ブルートルストーム」での全体攻撃→「デスペアードストラッグ」での感電キャラを即死させる連続コンボは、多くのプレイヤーを恐怖に陥れた。
学校異次元での三人衆同時戦闘の時にも厄介であることは変わらず、ヘイストや即死攻撃を防ぐためにも最初に倒すのが基本である。
冥異伝EX→瓦礫の塔で他の2人と共にボスとして立ち塞がる。
感電しているキャラが居ると必ず「デスペアードストラック」を撃つという癖は変わっていないので、幽々子や神奈子を感電させることでハメることも可能。
ホチキス
魔神三人衆の一人。冥異伝では今まで出ていた三魔神(ムーンライト、カオスクイーン、ノヴァ)たちに替わって登場した。
魔神三人衆の中でのリーダー格で少々高慢な部分が目立つ。
ちなみにToKでは三人とも歩行グラ、戦闘用ドットともに雑魚モンスターの使いまわしだった。
位は第五級魔神であるが、その中でも指揮官クラス相当だと思われる。
名称の由来は、戦艦の砲台「ホチキス」から。
ToK→後半の雑魚三魔神の一人として登場。斉藤の次のボスとして現れ、そして一番最初にやられる。なんとなく小物くさい口調だった
3人そろって晴香を追い詰めるも、往人たちに敗れ消滅。
冥異伝→中盤開始後、魔神三人衆の1人として霊夢たちの前に登場、中盤での宿敵となる、ToKと違い鋼の錬金術師に登場する「ロイ・マスタング大佐」互換で登場した。
元ネタとなっているロイ大佐は、メインキャラクターであると同時に「焔」「イシュヴァールの英雄」の通り名を持つ国家錬金術師。
自らが信頼する人間に見せる「目的最優先」と言い放つなどの厳しい発言とは裏腹に、いざ部下などの身内のこととなると自らの危険をも省みない行動に出るという情に厚い部分を見せる時もある頼れる男、ヒューズ中佐が殉職した後はヒューズの仇を取る為に信念を燃やす場面も。
女好きで職務怠慢ないい加減な性格に見えるが、実際には作戦や情報源の秘匿に利用している、冥異伝でも霊夢たちをデートに誘おうする場面があるのはこれが元。
錬金術師としての能力は二つ名の通り、焔(炎)である。
燃焼の三要素である燃焼物・酸素・点火源を錬金術によって生成(用意)することで炎を起こす
具体的には、対象を燃焼物とし、錬金術で酸素濃度を調節、そこに発火布(強い摩擦で火花を発する特殊な布)で作られた手袋を使い点火して炎を起こす。
その性質上水に弱く、雨の日は不発。
また発火布が湿ることで点火源が用意できないこともあるので「雨の日は無能」と言われることもあり、「雨の日は無能な大佐」とファンの間では言われている。
しかし単純に水だけなら、酸素と水素に分解し爆発を起こすことも可能。点火源もライターなどで代用できるらしい。
今作冥異伝ではToKと異なり焔の魔神であり魔神三人衆のうちの1人である、三人衆の中では炎を司る焔の魔神の異名を持ち、強力な火スペルをいくつも使い分けてくる強敵。
三人衆の中ではリーダー格であり、発言共に高慢な発言が目立つ、宛ら冥異伝でのムーンライトと言える。
五階級クラス故か、退魔組織の一員である久瀬四天王の南には太刀打ち出来ずにやられていた、同じ「炎」を象徴するキャラ故に力は歴然としていたようだが、あの南にあっさりやられたホチキス故にヘタレのイメージが付いてしまった感は強い。
中盤の最後には三人衆全員で霊夢たちに挑むが、敵わずに何処に消える。
クルップ同様、「あのお方」という人物のことを言っていたが、あのお方とは過去作品などで暗示されていたあのお方であることは間違いないだろう。
冥異伝EX→瓦礫の塔で戦闘形態となって戦う。
物理耐性を高めたフランにコールドウェポンを掛ければ比較的楽に倒せる。
ザルマン少佐
ナチ大佐と同じ世界から派遣された軍人。今作が初登場。
元ネタは言わずと知れたガンダムシリーズのシャア・アズナブルである。
高圧的な言動が目立つが元ネタの知名度の影響か、ナチ大佐と比べて圧倒的に強く、口先だけのキャラではない。その実力はヴァンサズも認めていた。
冥異伝本編→→紅魔館に襲撃を掛け、幽々子やフランをあっさり倒す。永遠亭に宣戦布告をしたりした。
倒された後に復活するという芸当を見せたが、その実態は単なる巻き戻り。
紅魔館ルートの場合、スピアードとのπ焼き(要は演算)勝負でオーバーヒートを起こし、倒される。
冥異伝EX→→大例大祭に出場するが、魔梨沙のビット攻撃であっさり倒されて退場する。
冥異伝SB→41Fまで行くとメンバーに加入する。本編での不死身ぶりを再現したかのような「リレイズ発動確率100%」の特性を持つ。基本能力自体はナチとさほど差はない。
ヴァンサズ
赤い服の剣士。スピアードと同じくりんばらが昔作ったRPGのキャラクター(零でりんぱらとは関係ないモトネタがあると発言してる)で今作が初登場。フルネームはヴァンサズ・ブランデス。
「ヴァン流四元剣」という剣術の使い手で、スピアードと知り合いである以外は謎に包まれている。外見のモデルはトライガンのヴァッシュ+Fateのアーチャー。
冥異伝→元々はナチ大佐たちを元の世界に送り返す目的で東京市に来たらしい。
メディスンと対峙し、右腕をもぐ。しかし、突如現れたレミリアに成す術も無くやられる。その後メディスンの破壊の一端を担った責任(自称)として仲間になる。
てゐにに空気っぽいと言われたり、霊夢にアリスのようにいきなり沸いた等と言われた。
冥異伝EX→大例大祭後半イベントで、不満を持つ東方キャラ達(出番が無かった旧作キャラや西方も居るが)を銭投げで一掃する。その直後、スピアードが乱入、スピアードの仕掛けた罠に嵌り退場させられる。
本人曰く、空気になりかけていたから暴れたとの事。
源頼光(みなもと・の・らいこう)
えあGで登場した退魔皇剣の使い手で頼光四天王の長、外見のモデルは北斗の拳の元斗皇拳継承者金色のファルコ、一部ニトロプラス作「ヴェドゴニア」で登場したギーラッハのネタも含んでいる。
名前及び基本的設定のモデルは丹波国大江山での酒呑童子討伐や土蜘蛛退治の説話でも知られる、源頼光(実在の人物)。
得意技は「翔の輪」であり、空間を裂いて相手を仕留める退魔皇剣奥義。
えあG以降のはちくま作品で至る所に名前が登場する退魔剣士である。
えあG→えあG5章で頼光四天王と共に初登場、土蜘蛛である糸月と鬼角を退治しようとした場面でタイムスリップした七瀬たちと出くわす。
平安の都を代表する剣士であり頼光四天王の長、愛刀の「童子切安綱」がトレードマーク、強さははちくまキャラの中でもトップクラスのレベルである。
仕えていた天帝を、都を牛耳っていた藤原一族に幽閉され、半ば藤原一族の奴隷のような扱いを受ける毎日であり、頼光四天王共々非常に歯がゆい日々を送っていた。
藤原の命令で道を外す手前、頼光たちに追いついた七瀬たち一行&綱からの助言を受けてきた斉藤(サイトウハジメ)と、己の全てを賭けて戦う。
非常に強力なボスであり、様々な属性剣技を使用する強敵、援軍である斉藤と糸月&鬼角に飛んでくる「翔の輪」は驚異的な威力を誇る。
残りHP僅かになるとマントを外し回避力が上昇、さらには「翔の輪」、全体大ダメージ攻撃である「黄光殺斬」を使用してくるので、急いで撃破しないと瞬く間に全滅してしまう。
戦闘終了後、天帝の無事を確認し七瀬たちと和解するが、藤原一族に人質を取られてしまい、取り戻すために修羅の山である「高野山」へと向かう。
しかし、先の戦闘での傷が癒えてない頼光は、名もなき僧兵により瀕死の重態を負ってしまう。
名も無き僧兵と戦う七瀬たちに恩を返そうと、糸月の蘇生術で回復し1人で立ち向かう(唯一頼光を操作出来る場面、異常の強さを誇るので翔の輪連発で完勝することが可能)
撃破後、蘇生術の後遺症で死を覚悟するが、同じくタイムスリップにより平安時代にやってきた聖にオペをしてもらい九死に一生を得る。
その後は一旦七瀬たちと別れ、合流した頼光四天王と共に高野山山頂を目指していった。
途中、七瀬たちと遭遇した総大師と対決するが、翔の輪一撃で撃破する活躍を見せる、頼光曰く「元斗皇剣の奥義は不意打ちにあり!」
以後は5章ラストの川口さん戦で援軍として乱入、主人公たちを元の時代へと帰すために奮闘した。
本編後はEXダンジョンでの平安ルート最後のボスとして、綱とペアで登場する。
唯でさえ強い頼光に加えて渡辺綱までいる為、非常に難易度が高いボス戦である。
この戦闘で勝利していれば、フレイザード戦で久瀬と共に援軍で登場してくれる。
平安異聞録→綱によると頼光を嫌っていた朝廷の人間により、遠い場所へ左官されてしまったとのこと。
頼光左官後は頼光四天王は解散してそれぞれ異なる道を選んだらしい。
左官された頼光のその後は不明だが、今作の三鏡関連の会話を聞く限りでは、三鏡の前身ともなる退魔組織を作ったのだと思われる。
ToK→名前だけ登場する、元山羊座の神将であったが1年前の塔魔軍との戦いで戦死してしまったらしい、剣技に関しては久瀬をも裏回る実力であったようだ。
山羊座は舞に受け継げられ、愛刀の「童子切安綱」は、ゆきとの手に渡った。
冥異伝のEDでは平安時代にト部や碓井共々一緒に行動をしているので、元の時代に戻ってきた後だったのかもしれない。
冥異伝本編→ホチキスの口からその名が登場する、生前に頼光四天王たちと共に三人衆と戦ったことがあったようだ。
冥異伝EX→EDで頼光四天王たちと共に登場する、はちくま作品で本人が登場したのは7年ぶりである。
実に意味深なことを口にしているが、考察については、冥異伝の謎(伏線)を参考に。
坂田金時(さかた・きんとき)
頼光四天王の一人、モデルは日本人なら誰もが知っている童話『金太郎』のモデルになった実在の人物、坂田金時。
斧使いであり怪力が自慢だが「パワー馬鹿は弱いのがお約束」と公式で言われているかわいそうなキャラでもある。
外見の元ネタは、アリスソフト作「夜が来る!」の登場人物である新開健人。
えあG→えあG五章で登場、渡辺綱、卜部、碓井と共に頼光に仕えていたが、土蜘蛛狩りを命じ朝廷の威を借りる藤原一族の専横を許せず、関白・藤原道隆を殺そうとするが頼光に阻止されてしまう。頼光の口から真意を聞かされて死体に偽装して水路からの脱出を図るが、藤原伊周によって刺されてしまう(後に伊周は晴香が撃ったライフル銃の流れ弾に当たって死亡。死を偽装するために左遷の噂が流れた)。重傷を負った金時は柳川に救出され、一命を取り留める。そして、彼から三種の神器(柳川がかつて所属していた宮内庁で創られた偽物)を渡され、道隆の専横に終止符を打った。
その後は頼光や仲間たちと共に高野山へ向かうが、川口さんの張った罠によって道に迷わされた。
EXダンジョンでは一条天帝と共に勝負を挑んでくるが、所詮パワー馬鹿なので容易に対処出来てしまうのが悲しいところか・・・
冥異伝EX→久瀬に召喚され、咲夜の後任として久瀬派の一員になった。
電波塔3番目のボスとして立ち塞がる。マルダーの盾で守りを固め、退魔力増幅で神霊結界対策をし、自業自得撃や金剛神滅波を初めとした強力な物理スペルで襲い掛かるが、やはりパワー馬鹿で命中は悪い。
空中庭園の転送結界を起動させる際に、綱と共に魂のみで現れ手助けをした。
冥異伝SB→31Fまで行くとメンバーに加入する。初期装備にかの「自業自得撃」を携えるものの時既に遅し、度重なる弱体化の末、条件付き能力を持った通常攻撃スペルと化した自業自得撃にもはや存在価値はなかった。殴りが得意なはずだがキャラ特性は何故か突きが強化される。
渡辺綱(わたなべ・の・つな)
頼光四天王の一人、四天王筆頭にしてその実力は頼光と互角といわれている天才剣士。
モデルの綱は大江山の酒呑童子退治や、京都の一条戻り橋の上で羅生門の鬼の腕を源氏の名刀「髭切りの太刀」で切り落とした逸話で有名。
元斗皇剣ではなく我流の二刀流「不動の太刀」を操り、避けることが不可能な超威力魔力剣技「不動の太刀筋」が強力。
外見の元ネタは、アリスソフト作「夜が来る!」の登場人物である祁答院マコト。
えあG→えあG五章で登場、頼光四天王筆頭である強さを持ち、頼光と対等に接触出来る人物である。
藤原の横暴な行いに頭を悩ませているが、頼光の心情を理解しているが故に何も出来ない自分に苛立っていた。
途中、鬼と化した柳川に頼光と共に立ち向かうが逃げられてしまう、この時綱は柳川の一撃(綱曰く手加減していたらしい)を受けて吹っ飛ばされたにも関わらず何事もなかったかのように起き上がっている。(公式攻略本によると、このイベントからして綱が強いのかどうかよくわからないとのこと)
その後は頼光の目を覚ましに来た斉藤と決闘するが、斉藤に「迷いがあっては俺には勝てない」と言われ、綱もそれを自覚しているのかあっさりと負けを認め、斉藤に頼光を止めるように助言した。
七瀬たちとの戦いを終えた頼光の元に幽閉されていた一条天帝を連れて行き、頼光を藤原の呪縛から解放した。
その後は、高野山へと向かった頼光を合流した残りの四天王と共に追いかけていき頼光と合流する
川口さんの待つ金剛寺最深部にやや遅れて頼光と共に登場するが、綱は囚われた四天王のサポートに回った。
本編後は、EXダンジョン平安ルートの最深部で頼光と共に登場、五章後の平安時代に共に生き抜いた斉藤(平安異聞録参考)と真剣勝負をするが為に頼光と共に戦いを挑んでくる。
本編での実力は謎であった綱だが、非常に強力なボスであり、全ステータス弱体化全体攻撃である「疾風の太刀筋」が厄介の一言。
さらには強力な魔力剣技である「不動の太刀筋」の威力は、魔耐性をしていなければ即死するほどの威力を誇る。
戦闘後は斉藤から悔いはなかっただろうと言われ、綱も満足そうにしていた。
平安異聞録→サブキャラクター、頼光が左官され頼光四天王が解散した後、綱は変わらず朝廷に仕えていた。
久しぶりに再会した斉藤にある土蜘蛛が処刑されることを知らせる、知りたければ自分で確かめると良いと斉藤にその本人に会うようにと助言した。
その人物と会った斉藤に、「裏切るのならここでお前を斬らなければならない」と剣を構えるが「馬鹿々しい、俺達が斬りあう理由などないだろう」という斉藤に対して「それもそうだな」とあっさりと剣を収めた。
最終的には、斉藤の好きなようにするがいいと客観視していた。
その後は不明だが、斉藤と共に追われ身になったか、色々と気になるところである
冥異伝EX→坂田と共に召喚され、電波塔4番目のボスとして立ち塞がる。
攻撃力は高くないが、最高で3回攻撃してくる。覚醒後は神霊結界が999になり、退魔能力を持たない技をほぼ完全にシャットアウトする上に、マインドブラストなどの厄介な技も使い出す。
綱と闘う時は斉藤がメンバーに居るのだがサイトウハジメだと分からなかったらしく、斉藤とのイベントは無い。
冥異伝SB→31Fまで行くとメンバーに加入する。能力値だけ見ると合計200ポイントとかなり高く各能力のバランスも取れているが、いかんせんSBでは器用貧乏な感は否めない。
卜部季武(うらべ・すえたけ)
頼光四天王の一人、元斗皇剣の使い手の隻眼の剣士。モデルは北斗の拳の紫光のソリア。
えあG→えあG五章で登場、渡辺綱、坂田金時、碓井貞光と共に頼光に仕え、土蜘蛛である七瀬や糸月達に戦いを挑んできた。内心では天帝や朝廷の威を借りて身勝手な政治を行う関白一族に対し密かな反感を抱いていたようだが、いざという時は決して手を抜かない主義らしく、七瀬たちが牢を脱出する際にも全力をもって阻止しようとした。戦いに敗れて重傷を負うも、一命を取り留めて戦線に復帰、高野山に進軍するも、川口さんの張った罠によって道に迷わされた。
ToK→ToK後編の塔107階で日照(ひぼたる)総大師配下の闇騎(ナイト)として登場。元斗皇剣(退魔皇剣)を駆使して往人たちの前に立ち塞がる。
魔神細胞の移植と闇騎として戦いを積み重ねてきた結果、頼光の得意技「翔の輪」を使いこなせるようになった。しかし、魔将登場後は影が薄くなっていき、塔113階ではセンチネルの面々にも遅れをとる始末。聖戦では御堂と共に先鋒隊を率いるが、神将・鹿沼葉子の前に敗れ去った。
冥異伝EX→エンディングにて元の時代に帰った坂田、綱らと会話しているシーンがある。
碓井貞光(うすい・さだみつ)
頼光四天王の一人で盲目の剣士。モデルはるろうに剣心の十本刀・盲剣の宇水。
えあG→えあG五章で登場、綱、坂田、卜部と共に頼光に仕える武人であるが、血を見るのが何よりも好きな性格で、他のメンバーが非道な土蜘蛛狩りに憤る中、ただ一人だけ土蜘蛛狩りに心から従事していた。
葛城山で糸月たちに匿われていた七瀬たちを得意の心眼で討ち取ろうとするが、心眼の正体が異常に発達した聴覚であることを見破られ、敗走後は斉藤(サイトウハジメ)に再起不能にされる。聴覚に頼りすぎたことと、人間相手の実戦経験の不足が大きな敗因であった。傷を癒して戦線に復帰、高野山に進軍するも、川口さんの張った罠によって道に迷わされ、殆ど見せ場もなく終わった。
ToK→魔将の一人として登場。魔神細胞のせいで卜部を完全に上回る力を持った。
同じ魔将の黒騎士(斉藤)をライバル視しており、隙あらばいつでもその命を狙っていた。魔将の先鋒として往人たちの前に立ちはだかるも、この戦闘は卑怯な強さを持つ黒騎士(斉藤)が参戦するため、特に楽な戦闘となっている。
元ネタ同様、心眼という能力を持っており(能力の正体も元ネタと同じ)、白騎士の体がすでにボロボロであることを見抜いていた。
ラストダンジョンでも立ちはだかるが、このときはもはや敵ではなくなっている。
冥異伝EX→卜部と同じくエンディングにて会話しているシーンがある。
ザーグベルト
アレックスの知り合いである謎の剣士。鎧姿にシルクハット、マントという出で立ち。
剣術だけでなく、空間を操る魔法みたいなものをつかってくる。
はちくまのオリキャラかと思いきや、実ははちくまスタッフである諒氏が製作したオリキャラである。http://www.sagiri.com/Graphics.html
設定によるとあまりに強すぎるキャラらしい、SBの隠しコマンドで仲間になった際の異常な強さはこの設定に由来していると思われる。
今後のはちくま作品でどういう立ち回りになるかはまったく不明。
ZIL→ストーリーの途中で味方として参戦。久しぶりにアレックスに会おうと彼の元を立ち寄るが、ライアック軍と戦っていることを知り参戦する。
冥異伝本編→→電気街で防具屋をしていた。零が出るまでは完全に空気だった。
冥異伝EX→オウガストリートで南森&村田と共に早苗たちに立ち塞がる。スリーダイヤと命をかけて戦う覚悟のある彼女たちにあっさりと敗れるものの、早苗の「倒しはしても殺しはしない」戦い方を気に入り、ゴールまでの近道を教える。今までに様々な世界を巡り歩いて色々な人たちを見てきたらしく、霊夢を見て「生まれ付いての噛ませ犬」と評した。
アレックスと手分けして「混沌」なるものを探していたが、はっきりした手がかりを掴むことはできなかった。電気街で防具屋をしていたのは情報収集のためと思われる(知っていそうな人物は見つけたらしいが、ザーグたちが満足しそうな情報は得られなかったようだ)。次回作にも出てきそうな雰囲気なので、「混沌」の正体も含めて今後の活躍を期待したい。
冥異伝SB→隠しキャラとして登場。全てのステータスが99だったり全ての特性が300だったり全ての結界が999だったりと反則を超えたチートキャラ。固有スペルも常軌を逸した性能(威力、詠唱軽減限界、反射無効など)で、瞬間詠唱や時飛ばし能力も兼ね備え死角はない。と思いきや調子に乗って攻撃ばかりしているとペインボント特性持ちにしっぺ返しを喰らって戦闘不能になることもある。(ただしSBでのペインボンドは雛くらいしかいないので基本的には無敵だろう)セリフなどは全くない。
アレックス
ヴァンサズ以上に詳細不明なはちくまキャラでZILの主人公である社長。
ToKの隠しダンジョン100階のボスの一人であったが、その唐突な登場に誰もが?と思ったことだろう。
今作は零のEDのみ登場、ザーグベルトとともに行動している。
ザーグベルト同様、実ははちくまスタッフである諒氏が製作したオリキャラであるhttp://www.sagiri.com/Graphics.html
ザーグベルトに比べるとまともな設定らしい、作者の製作したアレックスは血髪をしている。~
ToK→何の前触れもなくEX地下の最終ボスの一人として登場。『戦闘では火力は低いものの、常時8回攻撃(最終戦では4回、瀕死になるか1人になると8回になる)なので、意外と削られてしまうという。
ZIL→アレックスカンパニーという兵器会社の社長。かなりの剣の使い手で指導者としては優秀だが、無鉄砲なのがタマに傷。腹心であるティナとセーラーで領地を見回りしている途中、敵国ライアックの兵士と衝突。はちくま次回作に続くであろう戦いに巻き込まれていく。
冥異伝EX→エンディングで登場。ザーグと共に「混沌」なるものを探すが手がかりを得られず、彼と一緒に元いた世界に帰って行った。
冥異伝SB→隠しキャラとして登場。能力自体は平凡だが川口さんと同じ「他人の固有スペルを使用可能」の能力を持つ。限界重量やスロット数は最大なので好きなようにデッキを組めるのが利点。しかし彼のSBでの最大の存在意義は初期装備の豪華さだろう。オーディンローブやハイりぼん、上位杖など他キャラに使える有用なものが多い。ザーグと同じくセリフなどは一切ない。あくまでおまけキャラ。
サイヤ&アヴェスタ
久瀬派の一員として登場した巫女風の退魔士の少女とその祖父。
元はどこかの世界の人間らしいが、召喚魔術によって東京市に呼び出された。
住んでいた世界は東洋風のようだが詳細は不明である。
SBの上位デッキの名称から未来から来たと推測される。
冥異伝本編→久瀬派の隠れ家にて退魔武器を渡してくれる。久瀬がらきすたキャラや咲夜に倒された後、さしたる動揺もなく「久瀬派総帥死亡確認」などと言い放ったりするあたり久瀬に対して忠誠を誓ったりということはないようだ。
冥異伝EX→空中庭園にてコンビで戦闘することになる。零当初の「陰陽三段突」は単体スペル最高クラスの性能だったためインスパイヤを狙う人も多かっただろう。
冥異伝SB→19Fまで行くと二人ともメンバーに加入する。アヴェスタは初期装備に「陰陽三段突」があるが、アヴェスタ以外が使うと弱体化(ダメージ10分の1くらい?)されるため装備を剥がれる事もまずない。久瀬に使わせてもその威力にがっかりすること請け合いだ。本人に陰陽三段突を使わせるにしても、能力自体は平凡かつ魔法寄りのためいまいち使えない。周回後に物理装備MAXにさせて陰陽無双する為のキャラか。
サイヤは補助寄りのステに多少の力、体力も併せ持つ性能となっているが、ミズカに毛が生えた程度のVITなので結局よく死ぬ。
魔将軍スリーダイヤモンド
冥異伝〜零〜EXでついに登場した第三級魔神。
これまでのはちくま作品で登場した魔神キャラの中でも最上位を誇る「魔将軍」クラスの魔神である。
外見の元ネタは、FF8に登場する「ゼル」だと思われる。
冥異伝EX→ホチキス、クルップ、アームストロングが合体した時の形態であり、魔神三人衆の本来の姿であると思われる、物質界では長時間に渡る合体は無理があるらしく、永琳のポリモルフ・アザーを食らっただけでも元の三人衆に戻ってしまう。
人間形態の状態でも幻想郷の妖怪たち全員を圧倒する強さを持っており、魅魔や幽香のコンビネーション攻撃でも片足の膝を付かせる程度であった、咲夜が見つけた高野魔神イレイザーで弱らせた状態で辛うじて倒せはしたものの、魔神形態で戦ったら1ラウンド即死は免れなかっただろう、あれだけ弱体化させながらもあれ程の実力を誇るのは流石魔将軍と言った所か。
久瀬は自身の持つ魔神力をベースに人を超えた力を得ようとしたが、それでもスリーダイヤモンド(魔神形態状態)にはかなわないようだ。
スリーダイヤすらも「あのお方」の部下の一人に過ぎず、スリーダイヤよりも強いのが他にもいるらしい。
スリーダイヤ(3人衆たち)の行動の様子からすると、あのお方の命令で物質界(東京市)の偵察に来たのだと思われる、EXでは久瀬派や東方キャラたちを魔神に盾突く厄介者と判断してまとめて消すつもりだったようだ。
フレイザード
第5階級の魔神。元ネタは名前でわかるとおり、ダイの大冒険初期のライバルである魔王軍の氷炎将軍フレイザードである。「俺は戦うのが好きなんじゃねえ、勝つのが好きなんだよぉ!」などの名言を残した。
ほとんど元ネタに忠実であり、かなり狡猾かつ打算的な性格をしている。はちくまは気に入っているのか登場回数が多い魔神キャラである。
はちくま作品の黒幕と思われる「あのお方」の忠実な僕として、はちくまキャラの中で鍵を握っている魔神とも言える。
…なぜ冥異伝で出てきていないのにここに項目があるのかと言うと、ボツキャラとして存在していたから(公式で立ち絵も公開されている)。
それ以前(本編のころ)から内部データにデッキがあるなど、出てくるのではないかと言われていたが結局ボツになったようだ。なお、冥異伝SBのパッケージのディスクトレイの下には、鎧フレイザードの立ち絵もある(こちらも内部データにデッキが存在するのでボツキャラであろう)。
えあG→この作品が初登場となるが、この時は「魔神ドーン」という名前だった。
久瀬派から危険分子として狙われ、追撃を逃れるために川口さんと契約する。本編では名前だけだったが、EXダンジョンで最終ボスとして登場する。
初音のために更なる力を求めていた川口さんの肉体を突如乗っ取り、復活を果たす。
「死ぬのが怖いなら、ノコノコ隠しダンジョンに来るんじゃねぇ!」という名言を放つ。
バトルはフレイザード編を踏襲しており、序盤である程度ダメージを与えると氷の塔と炎の塔を出現させ、ほとんどのキャラクターの特技を封じ込めてしまう(ちなみに、この状態は二つの塔を破壊しない限り続くが、EXダンジョンの進め方によっては片方の塔にダメージを与えるとイベントが発生し、久瀬と頼光によって塔が破壊される)。その後は弾丸爆花散を使い、自身の苦痛と引き換えにコアをつぶさない限りやられなくなる状態になったが、心眼でコアを捉えられ、敗北することになる。
ちなみに「あのお方」の存在が浮上するのは弾丸爆花散を最初に使うイベントが最初である、撃破後は「あのお方」のことを仄めかせ消滅した。
ToK→塔魔軍の魔将として登場。第4階級魔神の力とコアの増幅作用によって強大なる力を発揮する。「あのお方」に創造された存在であるため、たとえ殺されても「あのお方」が生きている限り何度でも復活する。
手柄を得るためなら手段を選ばず、往人一行に対しては言うまでもなく、同僚の魔将たち(隊長の初音であっても)も平気で捨て駒にする。また、サディストなところもあり、カリフの捕獲を命じられた時は氷漬けになるカリフの姿を想像してにやけていたり、他人を痛めつけることに喜びを見出している描写があった。それゆえ、柳也によって二度に渡って滅殺されている。
あのお方
はちくま作品で暗躍している謎の魔神であり、正体不明の敵。
フレイザードとスリーダイヤの主であると思われる。
実際には本人が登場したことがなく、フレイザードなど様々なキャラから伺うことが出来る正体不明の魔神であり、今作冥異伝でも未だに登場していない、名称も「あのお方」と言われているだけで、正式名は判明していない。
ToK、冥異伝を伺うところ、第2階級魔神「魔王」である可能性が極めて高くなった。
はちくま作品の真の黒幕と言える存在であり、はちくまの本筋シナリオ最大のキーワード人物である。
えあG→「あのお方」が最初に仄めかされた作品。
EXダンジョンで登場するフレイザードの主であるらしい、フレイザード撃破後、千鶴が調査対象の視野に入れたようだ
ToK→後編以降に登場するフレイザードから伺える、フレイザードは「あのお方」のおかげで何度も復活することが可能のようだ。
月島によって戦艦キイの爆撃で塔が破壊されるのを阻止しようとしたフレイザードを見るところ、塔に封印されている2階級魔神「魔王」の正体が「あのお方」である可能性が強くなった。
塔に封印されている「魔王」は、1000年前の前聖戦で塔に封印されており、物質界のほとんどを崩壊させたほどだったらしい。
EDでは偽観鈴が再び塔に封印されていた魔王を復活させようとしたが、多大な犠牲を出し塔ごと再び封印された。
冥異伝本編→あらゆるところで「あのお方」の存在が確認出来る、ようやく動いてきたと言ったところだろうか。
舞台となっている東京市の崩壊は、ToKを考察すると「魔王(あのお方)」によって滅ぼされたのだと思われる、えあGの頃は賑わっていた華音市が見るも無残な姿である。
本編では久瀬、咲夜、ホチキス&クルップから「あのお方」という台詞が出てくる、久瀬が必要に追いかけているようであり、倒すべき敵として認識しているようだ。
???
東方冥異伝の物語で幻想郷と東京市を繋げた黒幕。
その正体はスラッシュバスターのシナリオで明らかになる。
冥異伝SBネタバレ注意→正体は「Y・I・K・N」、正式名称は「ゆい・いつしん・かん・ぬし」だと思われる。名称の元ネタは「真・女神転生2」のラスボスである「YHVH」であり、外見は東方シリーズの製作者「ZUN氏」(通称神主)である。
詳しいことは明かされないが、はちくま世界(物質界)の幻想郷における「神」であり、密教の神々に属される魔神だと思われる。
東方サッカーで登場した「監督」と同一人物かは不明、Y・I・K・Nが監督の魔神形態である可能性はあるがそれはないと思いたいところ。
久瀬の言うところ、幻想郷と東京市を繋げた黒幕がY・I・K・Nであり、EXのEDで魅魔が言っていた「あのお方」と言うのは魔神の方の「あのお方」ではなく、このY・I・K・Nなのだと思われる。